昭和プロレス懐古技5
長州力のサソリ固め
第5回目はこの技、長州のサソリ固めです。この技も昭和プロレス少年は卍固め同様友達相手にマネした方も多いのではないでしょうか。
まずこのサソリ固めというネーミング、これはボストンクラブ(逆エビ固め)ありきのネーミングなんですよね。ボストンクラブがエビ反りの形だからエビに似たサソリの形、しかも足をデスロックに極めて痛みに毒が効いてるみたいな。
まず逆エビ固めという原型があって更に毒が効いている逆エビより痛みが強い技…と私はプロレス的に解釈してます。

前置きが長くなりましたがこれももともとはカールゴッチが長州に伝授した技でデビューしたエル・グレコ戦からフィニッシュとして使用していました。

まあ、でも長州がずっと日の目を見ないレスラーだったのでサソリ固めも維新軍でブレイクするまでは地味な痛め技でしたね。やっぱりあの藤波との抗争の中で俄然スポットライトを浴びたワケで。
そこからは長州がテイクダウンを取って相手の足をクロスするだけで観客から悲鳴が上がるようになりました。

あと古舘伊知郎氏の名ゼリフで藤波が仕掛けた際には『掟破りの逆サソリ』なんて後世に残る名フレーズも生まれて。

まああの長州の安定した下半身、デカい尻で乗っかられたらそりゃ痛いしキツイですよね。印象的名場面は84年蔵前での猪木に仕掛けた5分近く極めた試合。あの時は右腕もしっかり猪木の足裏に差し込んで恐ろしくガッチリ決まってました。耐えた猪木も凄すぎるけど。あと96年夏のGIで蝶野との決勝戦で極めたサソリ。長州が自信タップリでふてぶてしく決めた場面は印象が強い。あとサソリを解いて相手が立ち上がるのを待ってラリアットを叩き込むパターンも多用してました。

ライバル団体の全日では石川孝士が、弟子の馳や健介が効果的に使ってましたね。あと海外ではシャープシューターなんて名でブレットハートやスティングも愛用。

今は各レスラースリム化の時代なので説得力のあるサソリは長州みたいな体型のレスラーが出てきたらまた復刻して欲しいすねー。

と言う訳で絶対ヤラレたくない痛そうな長州のサソリを紹介しましたー。
またぐなよ!