どうも、ダビスタ大好きでっぱデス!
今回は強いお馬さんを作りたい『生産者』目線で一口馬主クラブの強さの秘密について考えてみたいと思いマス
※今回の話は『生産者』=ノーザンファーム、『クラブ』=シルク、キャロットのイメージで書いています。
また、ひじょ~~~に長い文章になってしまいましたので読まれる場合はご覚悟ください(笑)
1、たくさん生産したい!
遺伝が確率的なものである以上、強いお馬さんを生産するには数をこなすことが必須!
だから生産者としてはたくさんのお馬さんを生産したいわけデス
でも、セリに出す頭数は一定数にとどめておかないと市場が崩壊してしまいマス
かといってオーナーブリーダーとして全部自分のところで所有するのは経営的にあまりにリスクが大きい(多分余裕で赤字)
そこで登場するのが毎年7~90頭を購入できる財力を持つ『クラブ』。
絶対に売れるという前提でたくさんのお馬さんを生産できるのは『生産者』としては大きすぎるメリットです
2、クラブ馬はいわゆる庭先取引馬。だから…
少し話は逸れますが生産者とオーナーが直接お馬さんを売買することを『庭先取引』と言うとか言わないとか。
あるオーナー所有の牝馬が現役生活を終えて繁殖入りする場合、(繁殖牝馬としての所有権、契約がどうなってるのかは知る由もないですが)その産駒は『庭先取引』で優先的にそのオーナーに売却されているように思われます
クラブ馬も同様で、一定以上の競走成績を残した牝馬の仔はほぼほぼそのクラブで募集されてマス
すると多数の競走馬を所有するクラブは必然的に多数の繁殖牝馬を『所有』することになるわけデス
3、良い繁殖牝馬が欲しい!
話を生産者目線に戻すと、配合の基本は『良い繁殖牝馬に良い種牡馬』
だから生産者としては当然質の良い繁殖牝馬をたくさん揃えたいわけデス。
一般的には競走能力が高い方が繁殖牝馬としての期待値も高いと言われマス。
その点、多数の競走馬を抱える『クラブ』からは毎年相当数の期待値の高い繁殖牝馬を手に入れることができマス!
また競走成績が今イチでも血統面から繁殖牝馬として期待される場合もありマス。
ただ、生産者的にはその産駒が真っ当な価格で売れるか心配になるわけで、そういった繁殖牝馬の取捨選択は非常に難しい問題であるわけですが、クラブ関連の馬ならいちいち悩む必要はありません!
だって『売れる』から
生産者的にちょっとでも期待する要素があればとりあえず繁殖に上げて、数頭試して仔出しが良ければ残して、良くなければ入れ替えるという手法を取ることができるわけです
ローリスクで繁殖牝馬の厳選ができて、生産者的には本当ありがたい(笑)
4、まとめ
ここまでの話をまとめますと、あくまで個人的見解ではありますが、大まかな流れとして
『クラブ』側
大量の競走馬買い取りを保証
⇓
『生産者』側
大量生産、繁殖牝馬の厳選が可能になる
⇓
『クラブ』側
良質な競走馬を手に入れられる
⇓
『生産者』側
その中からさらに繁殖資源を厳選して確保
みたいなループになってるんではないかと思いマス
つまり生産者とクラブはホントWin-Winの関係で、1度好循環に入るとその勢いはなかなか止められないデショウ
我らがシルクさんはこのループをようやく1周したくらいのタイミングなのでまだまだこれから強くなっていくのではないでしょうか!?
いやあ、楽しみデス
ではでは。