"アポクリン線"はわきがの直接的な原因になります。
しかし、ここである疑問が沸いてくると思います。「アポクリン腺はなんのために存在しているんだ?」と。
というわけで、このページでは、アポクリン腺の存在理由について触れていきます。
アポクリン腺はオスがメスを惹きつけるために必要なものだった
アポクリン腺は哺乳類全般に備わっているもので、それは人間にも必要なものでした。
昔はオスがメスを惹きつけるために、アポクリン腺から発される臭いをフェロモンのように使っていたのです。
それ以外にも、仲間に自分の位置を知らせるために用いたりしました。
つまり、わきがの臭いは人間にとって必要なものだったという事です。
しかし、人間が徐々に進化するに連れ、アポクリン腺から発される臭いは必要なくなりました。
人間の進化に反比例するかのように、アポクリン腺は退化していったのです。
アポクリン腺の退化と同時にエクリン腺が発達した
犬などの哺乳類の動物を思い浮かべて欲しいのですが、汗はかかないと思います。
人間は他の哺乳類とは違い、アポクリン腺が退化した変わりにエクリン腺が発達したため、大量の汗をかくようになりました。
というのも、アポクリン腺から分泌される汗は余分な成分が多く(脂や鉄分など)、体温調整には向いていませんでした。
人間は体温調整をしっかりと行なうためにエクリン腺が発達し、大量の水分を体外に分泌するようになったのです。
アポクリン腺は完全に不必要な物になってしまった
現代において、アポクリン腺の存在は完全に必要のないものとなってしまいました。
昔は子孫を残すために必ず必要になるものでしたが、人間の進化と共に、臭い=悪という構図が出来上がったというわけです。
ですから、わきが対策をするときには、必ずアポクリン腺をどのように扱うかが議題としてあがるのです。
今では完全に悪者となってしまったアポクリン腺。そんなアポクリン腺にも存在意義はあったんだよという事を忘れないであげてください。
