わきがとは、わきから独特なにおいが発生する症状の事です。臭汗症(しゅうかんしょう)や腋臭症(えきしゅうしょう)とも呼ばれます。
わきがを治す、と聞くと病気のように感じるかもしれませんが、わきがは体質です。病気ではありません。
わきがの度合い(臭いの強さなど)は人それぞれで、汗をかいたときに軽く臭う程度の人もいれば、お風呂から上がってすぐに臭いが発生する場合もあります。
エクリン腺とアポクリン腺
人間の体にはアポクリン腺とエクリン腺という汗腺が存在するのですが、運動をしたり、熱いものを食べるとエクリン腺から汗が出ます。臭いはそこまで強くありません。一般的な"汗臭さ"はエクリン腺から出る汗の臭いです。
一方、アポクリン腺から出る汗は臭いが強く、分泌量はエクリン腺に比べて少ないです。一般的な汗臭さとは違い、すっぱい臭いや鉛筆の削りかすのような臭いがします。
また、アポクリン腺はエクリン腺の約10倍の大きさがあります。
わきがの人はこのアポクリン腺の量が多いため、強いにおいの汗が発生しやすいのです。
わきがはほぼ100%遺伝
わきがはほとんどの場合が遺伝で起こります。人間の体の中にあるアポクリン腺の量が途中で増える事はありません。
また、親のどちから片方がわきがの場合、50%の確立で遺伝するという統計データがあります。
つまり、親がどちらもわきがでなければその子供もわきがになる事はほとんど有り得ません。
しかし、食生活の乱れでアポクリン腺の活動が活発化し、わきの臭いが強くなる場合があります。
よく言われるのが食生活の欧米化です。肉中心で脂っこいものを食べ過ぎるとアポクリン腺が肥大化し、臭いが強くなる可能性があります。