一合の秘密 | denzoの日々

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2013年2月1日に京王線、調布市つつじヶ丘駅に
和酒BAR【デンゾウ・バー】がオープンしました。
日本酒、焼酎をはじめとする和酒と、お酒に合うおつまみをお楽しみいただけます。
落ち着いたモダン・レトロな店内で、ゆっくりと和酒をご堪能ください。

日本酒は一合、二合って数えますよね。
この『一合』って何mlだか知ってますか?
そうです。180mlです。

しかし昨今の飲食業界では、
一合と言いながらも8勺で提供することは暗黙の了解なのだそうです。
『勺(しゃく)』とは、一合の10分の1。
つまり8勺とは144mlとなります。
中には7勺で提供しているところもあるようです。

8勺で提供してますよって言ってくれれば分りやすいのですが、
一合って言いながら144mlだったりするからややこしい。
8勺用の徳利もあるんですね。

そこを区別する為に、【正一合(しょういちごう)】という呼び方があります。
本当に一合(180ml)ですよ!という意味。


先日、こんなことをおっしゃるお客様がいました。

『他のお店だと五合飲まないと酔わないのに、
デンゾウ・バーだと四合で酔っぱらうんだよね』


144ml X 5 =720ml
180ml X 4 =720ml
こういうことなんですね。

『デンゾウは日本酒が高いね…』

そんなことを言われたりもします(^_^;)
例えば、デンゾウ・バーで多い価格帯の一合840円と一合890円のお酒。
8勺で計算すると、672円と712円となります。
8勺価格に慣れているお客様には、正一合価格は一見高く感じるかもしれませんね。


『俺は、正一合で出す店にしか行かないよ』

『私は日本酒は二合までって決めてるの』

そんな風におっしゃるお客様の為にも、
一合は今も昔も180mlであって欲しいと思うわけです。

デンゾウ・バーはこれからも日本酒を『正一合』で提供していきます。

いろんなお酒を少しずつ楽しみたい方には、
グラス(100ml)でもご提供していますよ。


最近、『さかな串』始めました。
串に刺した鮮魚や干物を焼いて、少しずついろんな魚を楽しめます。
栃木のおいしい日本酒と一緒に、『さかな串』を是非ご堪能下さいませ。

それでは、

デンゾウ・バーで会いましょう。