日本酒は一合、二合って数えますよね。
この『一合』って何mlだか知ってますか?
そうです。180mlです。
しかし昨今の飲食業界では、
一合と言いながらも8勺で提供することは暗黙の了解なのだそうです。
『勺(しゃく)』とは、一合の10分の1。
つまり8勺とは144mlとなります。
中には7勺で提供しているところもあるようです。
8勺で提供してますよって言ってくれれば分りやすいのですが、
一合って言いながら144mlだったりするからややこしい。
8勺用の徳利もあるんですね。
そこを区別する為に、【正一合(しょういちごう)】という呼び方があります。
本当に一合(180ml)ですよ!という意味。
先日、こんなことをおっしゃるお客様がいました。
『他のお店だと五合飲まないと酔わないのに、
デンゾウ・バーだと四合で酔っぱらうんだよね』
144ml X 5 =720ml
180ml X 4 =720ml
こういうことなんですね。
『デンゾウは日本酒が高いね…』
そんなことを言われたりもします(^_^;)
例えば、デンゾウ・バーで多い価格帯の一合840円と一合890円のお酒。
8勺で計算すると、672円と712円となります。
8勺価格に慣れているお客様には、正一合価格は一見高く感じるかもしれませんね。
『俺は、正一合で出す店にしか行かないよ』
『私は日本酒は二合までって決めてるの』
そんな風におっしゃるお客様の為にも、
一合は今も昔も180mlであって欲しいと思うわけです。
デンゾウ・バーはこれからも日本酒を『正一合』で提供していきます。
いろんなお酒を少しずつ楽しみたい方には、
グラス(100ml)でもご提供していますよ。
最近、『さかな串』始めました。
串に刺した鮮魚や干物を焼いて、少しずついろんな魚を楽しめます。
栃木のおいしい日本酒と一緒に、『さかな串』を是非ご堪能下さいませ。
それでは、
デンゾウ・バーで会いましょう。