今回少し真面目な話

まず東大とスタンフォード大学の発表した論文に驚いた。造血幹細胞という白血病の治療に大切な細胞の培養に、コンビニでも売っている液体のりが有効だという発表だ。
培養液は500ccで数万円する高価な物で、しかも造血幹細胞はなかなか増殖せず、骨髄移植に頼っている現状で、これが広まれば白血病患者さんにとり、またドナーの負担軽減に対し、福音とも言える事になる。
ついでに医療費の削減に繋がる。いい事づくめで、こんな発表がオープンになる時代がどんどん来ればいいと思う。
久しぶりに医療界でいいニュースを聞いた気がした。


この下には大麻に関する話題で、ウーマン村本さんの批判が書いてあります。興味ない方は飛ばして下さい。
話題は医療用大麻と嗜好用大麻の簡単な違いについてです。













まず、私は医療用大麻は賛成で、嗜好用大麻は反対です。
その違いですが、医療用大麻は薬です。大麻成分の中の鎮痛成分を抽出して、濃縮したオイル錠剤で、嗜好用大麻と違い煙草みたいに吸うものではありません。この部分は世界的にもきちんと認識されてないように感じます。なんせアメリカやカナダの先進国でもきちんと理解されてない現状があります。
もし、鎮痛剤としてオイルや錠剤だけの解禁なら反対する人は少ないと思います。がん患者さんの為に麻薬系鎮痛剤を処方するのを反対する人があまりいないように、他の鎮痛剤が効かない人の処方薬として使うのは、私は賛成です。事実、繊維筋痛症の方に医療用大麻の鎮痛剤を処方する例が、欧米で見られています。

そういった意味で言えば、大麻解禁を簡単に賛成する意見は勉強不足だと思います。
ウーマンの村本さんの意見はあまりに勉強不足で乱暴です。はっきり言ってバカです。
まず医療用大麻と嗜好用大麻の違いを丁寧に説明した上で、医療用大麻だけを解禁する論議にするのか、両方とも解禁するのかを論議するべきだと思います。きちんと論議すれば医療用大麻は解禁、嗜好用大麻は禁止という流れに世論はなると思います。
村本さんみたいなバカがこんな意見を言う度、医療用大麻を必要としている切実な患者さんの邪魔をしているのです。
有名人なら、そこのところをきちんと考えて発言して欲しいと思います。医療用大麻を真面目に鎮痛剤として生産している業者に対して、失礼な事をしているのだと自覚して欲しいものです。
私にも何人か繊維筋痛症の患者さんの知り合いがいます。その中にはひょっとしたら医療用大麻の鎮痛剤が必要な方がいるかもしれません。だから他人事ではなく、両方まとめて意見するバカに憤りを感じてしまいます。

最後に軽く批判します。
医療用大麻と嗜好用大麻を一緒にまとめて意見する女優の益戸育江さんとウーマンの村本さんはバカでクズです。
私はそう思います。