老学生の日記

　懇意にしていただいている大学教授からいただいた本です。著者は教授の古い友人だとか・・・。
　本は好きなのですが、読むのは推理小説ばかりで、他の分野の本はほとんど読む機会がありません。
　まして他人の体験談など全く興味がなかったのですが、６０を過ぎて大学でポーランド語を習おうという変人に少し興味を持った次第。しかもせっかく戴いて後から感想でも聞かれたときに、読んでませんというのでは甚だきまりが悪いので、さわりだけでもと思い読み出したのだが、それがなかなか面白い。
　決してうまくはないが、飾らない率直な文章も好感が持てました。定年退職を前にした団塊の世代に是非読んでいただきたいと思う一冊です。
　かといって何も定年後再び大学に入りなさいと言うつもりはありません。ただ定年後も何か生き甲斐を持っていただきたいと思います。ならば、大学よりも古典園芸植物を育ててみてはいかがですかと言いたいところですが・・・。
　そういえば教授の本も最近出版されましたが、歯科の専門書では紹介しようにも難しすぎます。