昨日撮影した恵比寿ガーデンプレイスのクリスマスツリーです。
もうクリスマスの季節ですね、、、
今回はJCSを取り上げます!
意識障害の評価方法で有名な方法は2つあります。
JCS=Japan Coma Scale
GCS=Glasgow Coma Scale
今回は、意外と間違いやすいJCSについて看護師国家試験を用いて説明します。
JCSはまず大きく分けて三段階に分かれますが、JCSは覚醒状況を迅速に評価できるという特徴があります。
ですので、JCSを見るときには覚醒に注目すると考えやすい(記憶しやすい)かなって思います。
あたりまえの確認ですが、数字が大きくなるほど意識障害の程度が深刻になります。
このうち特徴的で意外と出題されやすいのがⅢです。
Ⅲは「刺激をしても覚醒しない状態」です。3桁の点数で表現する領域です。
Ⅲ-100は、「痛み刺激に対し、払いのけるなどの動作をする」状態です。
Ⅲ-200は、「痛み刺激で手足を動かしたり、顔をしかめたりする」状態です。
意外とこの2つは忘れやすい感じがします。
それでは看護師国家試験を解いてみましょう。
ブログの最後にコメントと解答を掲載していますので、まず問題を3つ解いてみてください。
<103回看護師国家試験11番>
「普通の呼びかけで容易に開眼する」状態なので、Ⅱ-10です。
したがって、2が正解です。
<108回看護師国家試験12番>
Ⅲは「刺激しても覚醒しない状態」です。
したがって、3が正解です。
<102回看護師国家試験97番>
刺激をしても覚醒しない状態で、痛み刺激に対し、払いのけるような動作をする状態なので、Ⅲ-100です。
したがって、3が正解です。
歯科医師国家試験の勉強方法に関するカウンセリングを随時オンラインで実施しています。
無料カウンセリングの申込はこちらからお願いします!
dentalkokushi@gmail.com