「スパルタゼミ」受講生の方から、歯肉弁根尖側移動術について質問を受ける機会がありました。
この機会に歯肉弁根尖側移動術について考えて頂きたいと思いましてご紹介します。
104A112を素材としてコメントしますね( ・∀・)ノ
この問題のこたえは「 c 歯肉弁根尖側移動術」です。
パッと見、簡単そうな問題です。
でもね。。。臨実問題でも使えるようにすることが大事なわけなんですね。
一般問題で正解していて安心すると、臨実問題で全く通用しないことが起こります。
勉強しているつもりになっているだけで、本番で初見の問題を見たときに使えないわけなんですね。
というわけで、理解を深めて頂くためにちょっとコメントしておきます。
歯肉弁根尖側移動術を単独で行うことはまずありえません。
フラップ手術と併用して行います。
もちろんフラップ手術を単独で実施してもよいんですよ。
でもね!
せっかくフラップ手術をするんだから、
「付着歯肉を増加させたいです(゚з゚)ノ」
「歯周ポケットを確実になくしたい(`・ω・´)ノ」
とか考えるわけです。
そういうときに歯肉弁根尖側移動術をやるんです。
問題文には全然書いてありませんが、フラップ手術と併用して実施することを前提とした出題です。
ご注意ください( ・∀・)ノ