日本の水道水の安全性は、世界的に見てもトップレベルであります。
なお、水道水は51項目の基準があり、すごく厳しく管理されています。
一方でミネラルウォーターは、食品衛生法で「清涼飲料水」に分類されています。
いわゆる嗜好品扱いなので水質基準が甘く、細菌数などの18項目が定められているだけ。
ちなみに、日本では人体に有害な鉛やヒ素について水道水の5倍まで認められています。
故に下記の様に、ミネラルウォーターについては何度もスキャンダルが報告されております
1989年に女子栄養大学がミネラルウォーター30銘柄を測定したところ、国産13銘柄輸入2銘柄から発がん性トリハロメタンが検出された。
1990年にペリエ社のミネラルウォーターからベンゼンが検出されて製品回収に至った。
1995年に様々なメーカーのミネラルウォーターからプラスチック片の混入が見つかった。
2003年横浜市衛生研究所が、国内で販売されているミネラルウォーター19品目から、化学物質のホルムアルデヒドやアセトアルデヒドを検出。(同市の水道水の実績値と比べ、80倍以上の製品もあったそうです。)
今回は食品の安全性について独自の調査・検証をされている人気YouTuber中村仁さんの動画を紹介いたします。
動画中に出てくる、PFOS/PFOAとは有機フッ素化合物のペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とペルフルオロオクタン酸(PFOA)のことで、発がん性が強く疑われています。
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素の汚染源は、窒素肥料、家畜の糞尿、腐敗した動植物、生活排水、陸上処分された下水汚泥等で、こちらも発がん性があります。
皆さんも水道水の1000倍もする価格で、安全性が疑問視されているペットボトルのミネラルウオーターを飲まない様に、賢い消費者になって下さいネ。
以上、「安全なミネラルウォーターが飲みたい!」のお話でした。