台北の老舗に聞いた「からすみの食べ方、焼き方」 | でんたくんのブログ

でんたくんのブログ

ゴルフとグルメが大好きなアラフォーです。
瀬戸内海沿岸に生息しています。

台北の乾物問屋といえば、迪化街です。

ここに老舗からすみ問屋、永久号があります。

とある本の編集者がからすみを買うなら、

わざわざここに買いに行くと絶賛していたお店です。



でんたくんのブログ-からすみ名刺


このお店、おとうさんと息子さんが巧みな日本語で

からすみについて熱く語ってくれます。


天然のぼらの卵を塩漬けし、乾燥した状態のものを仕入れます。


次にからすみの表面にあるほそ~い血管を爪楊枝で丁寧に取り除きます。

(店頭で女性が作業されていました。。)


その後、焼酎をぬって、さらに乾燥させるそうです。


それをお店で真空パックして販売されています。


冷蔵庫なら1ヶ月、冷凍庫なら1年程度日持ちするそうです。



でんたくんのブログ-からすみ


からすみ周辺に脂が浮いています。

これがよいからすみの証拠とか・・・。


今回はおとうさんが焼き方の実演をしてくれました。


1 火をつける前にテフロン加工のフライパンにからすみを置きます。

  (油は入れないでね。)


2 さかずき1杯分の焼酎をからすみにかけます。


3 火をつけて中火にし、ときどき裏返しながら焼酎が蒸発するまで焼きます。


こうすると、皮の表面にある魚特有の臭みが焼酎で消されて、

ほんのり温かい状態に仕上がります。


そのまま食べてよし、薄切り大根を添えてよし、にんにくの芽を添えてよし。


さて、今夜は辛口の日本酒をぬる燗にしますか。。