2026年1月公開作品。

 

2021年に公開された『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の続編になります。

 

三部作の第二部です。

 

この先ネタバレ有り、注意!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

三部作の二作目というのは、途中から物語が始まり途中で物語が終わるという評価が難しい作品になりがちです。

 

実際、本作もこの作品単体での評価は難しいところですが、満足度は高い作品ではありました。

 

ただ、娯楽作として観た場合、一番の見せ場となるモビルスーツ戦が前作同様に少なめなので、人によっては退屈な作品になるかもしれません。

 

さらにその戦闘シーンも前作同様に夜間のシーンばかりですので、爽快感は味わえません。

 

ですが、少ないシーンながらも白昼で主人公機のクスィーガンダムを観ることができたのは嬉しいところです。

 

登場人物はハサウェイやギギが色々と難のあるキャラクターなので、人によっては不快に感じられるかもしれません。

 

私は統合失調症と診断された人間ですが、ハサウェイの言動は私が体験した症状と酷似していますし、投薬もしているようですので、彼も統合失調症という設定ではないかと思います。

 

そういう点では個人的には感情移入できる部分のあるキャラクターでした。

 

 

ドラマ部分に関しては、退屈はしないもののさほど面白みの無い恋愛描写が続くのはもう少しどうにかして欲しかったです。

 

 

このシリーズで一番気になる点は、この物語でしか通用しない固有名詞が何の説明もなく使用されることです。

 

確かに過去のガンダムやエヴァなど、そういう物語はありますが、それらは固有名詞を理解できなくとも楽しめるように工夫されており、また観ているうちに支障がないくらいには理解できるようにもなっていました。

 

ですが、この作品の場合は、予備知識がないと一体何が起きているのか全く理解できずに取り残されることになります。

 

実際、私が初めて前作の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を観たときは理解するのに苦しみました。

 

後日、この物語に必要な用語を理解した上で、再度観賞してようやく理解できました。

 

私は宇宙世紀のガンダムシリーズはほぼ見ている人間ですが、それでも初見には不親切な作品だと思います。

 

単に私の理解度が低いのが問題なのかもしれませんが。

 

今作に関しては、前作で用語や設定を理解できる状態になっていましたので、問題なく物語を楽しむことができました。

 

一見さんお断りな作品ではありますが、前作を楽しめた方でしたら本作も確実に楽しめると思います。

 

ご興味のある方はぜひ劇場でご覧になって下さい。