建物の4階にいる。
そこは、街の通りのような有機的なデザインと、異国の香りが溢れるあたたかなホテル。
ベランダのような廊下のような窓の無いところの外を見ると、
ベネチアでよくみるような巨大な黒服ドレスの仮面の女性がゆったりと広場に集まりだしていた。
少しの恐怖と興味があおられ覗いてみると、広場には数十人が集まり集会のようになっていた。
そこから何かを伝えられ、四散して行く魔のものたち。
一転背中を向くと、階段の踊り場に憩いの場としてもうけられたカウチベッドに冗談で、部屋を取らなくてもここで練れれば十分ねと、タンクトップでバックパッカーのような格好をした白人の女性がおしゃべりをしていた。