こんにちは。Yukiです。

今回は、アリエクで買ったUSB3.0 4Kビデオキャプチャーボードを軽く使ってみようと思います。

 

 

 

 

↑中に入っているICはこういう系に近いと思います。

 

 

 

 

  まずは外観から

 

まあなんか普通な外観ですね。なんというか中華っぽいというか…

 

 

ROHSマークとかありますね。本当なのか知りませんが…。って言っても、今のほとんどの部品がROHS対応品なので、鉛フリーはんだ使えば大丈夫なんですかね?

 

 

 

 

側面です。

HDMIのINとOUT端子がありますね。

 

 

反対側の側面です。

USB3.0の端子とマイク・イヤホン端子がありますね。

 

 

USB-AオスとUSB-Aオスって久しぶりに見た気がします。

(これって規格違反なんですかね?どうせならUSB Type-Cとかにすれば良いのに…)

 

 

 

 

  使ってみた

 

HDMIのINPUTに、ラズパイからの信号を入力してみました。

 

なぜか分かりませんが、ラズパイのHDMI出力信号では、手持ちのディスプレイを表示させることが出来ませんでした。(詳しくは知りませんが…)

なので、とりあえずラズパイではHDMIのINのみ検証してあります。

 

おー!ちゃんと使える!

 

 

 

次にPCからのHDMI出力を、キャプチャボードのHDMI INに入れて、HDMI OUTを普段使いのディスプレイに接続してみました。

 

HDMI出力しているPCとキャプチャしているPCを同じにしているので、まあ意味ないことしていますが、テストとしては最適でしょう。

 

(なんか怖い…)

 

まあこんな感じで出力は正常に出来ていますね。

PCから出た画面を、キャプチャボードに入力して、それがPCに接続されて…。を繰り返すため、このようになります。

 

 

 

  分解

 

使えることはわかったので、内部のICとかを調べるために、分解します。

分解自体は簡単で、左右のネジを4本取るだけです。

 

まずは基板です。

 

 

 

まず大きめのIC MS2131です。

機能としては、HDMI→HDMI&USB3.0 & Audio らしいです。

入力がMJPEGかYUV(422?)ですかね。また、Inputが4Kの30Hzらしいです。

ということで、60Hzじゃないということですかね。よく分かりませんが…。

 

出力は1080Pの60Hz 用途としてはHD Capture Cardらしいです。

 

音声はI2S出力。 外付けの24MHzで駆動するみたいです。

 

 

次にT25S40です。

これは4MbitのNORフラッシュメモリですね。

MS2131に外付け出来るようになっていました。(絶対につけなければならないのか。それとも機能拡張のためなのかは分かりませんでした)

 

ちなみにSPI通信タイプです。

 

 

次に、US32VF030A5という刻印があるICです。

これについて詳しい情報は出てきませんでした。

ただ、おそらくマイコンでしょう。

(おそらく書き換え可能(Flash)のRISC-V の 32bitマイコンですかね)

 

後、JP1についているPB3とかPB4とかからしてマイコンでしょう。

(あくまでも憶測ですが、このピンたちは、書き込みピンとかですかね)

 

 

また、おそらくですが、このマイコンは、オーディオ関連について処理しているのではと思います。具体的にはI2Sの処理をしているのでは?

 

まあそれなら、(カップリングコンデンサ)にセラコン使っちゃだめでしょとは思いますけど。

後、もっと容量が多ければ、もっといい音になるのでは?とも思いますが(だから低音域だと音が聞こえなかったのですかね?)

 

 

 

 

  結論

 

まあ細かいところを気にしなければ良いのではないでしょうか。

結構よい買い物だったかもしれません。