最近、またPLCを多く使うのですが、オルタネート回路っていろいろな作り方があるんじゃない?って思ったので今回は作ってみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

  一番実用的なやつ

今回は三菱PLC FX3Gでシュミレーションしています。(ここ重要)

また作成ソフトは GX Works 2 シミュレータソフトは GT simulator 3です。

 

 

一番実用的に使えるやつです。

 

ALT命令を使用する事でなんと1行で作れます。

ただし入力条件はパルス化しなければなりません。

(そのためX001には上方向の矢印がついています)

 

 

これすらめんどくさい人にはALTP命令をお勧めします。

(私はALTP命令を多く使っています)

ALTP命令はALT命令にパルス化したものです。

これを使うと

たったこれだけで出来ます。

先ほどまであったパルス化が無くなっている事もわかると思います。

 

 

下の動画がシミュレータで動作させてみた様子です。

具体的にはX001を押したときにALTP命令を使用した動作をしています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ALT命令の仕組み

一応簡単に解説しておきますが、多分別のサイトの方が詳しく分かりやすく解説してくれていると思います。

 

ALT命令は別名交番出力命令とか言います。

簡単に言うとこれがONになればビットを反転しろと言ってるんですね。

 

 

例えば上のラダー図を例に挙げるとX001がONになればY001の出力を反転しろっていう命令です。

 

例えば Y001 が ON だとして

ALT Y001 が実行されれば Y001 は ON から OFFになります。

 

その逆に

Y001 が OFF だとして

ALT Y001 が実行されれば Y001 は OFF から ON になります。

 

当たり前ですが、これは1スキャンごとに行われます。

ということは超高速でONとOFFを繰り返すことになりますから、パルス化が必要という事になります。

 

 

 

 

 

 

 

  ALT命令がないPLCでのオルタネート回路

ALT命令がないPLCの定石的な回路です。

 

 

この回路はあまりにも有名ですね。

(ぱっと見意味がわからない回路ですが)

 

 

 

 

  オルタネート回路(個人的に考えたやつ)

これでもいけるんじゃね?と思い作ってみたやつです。

(一番実用性がない気がするけど)

ただこれパルス使ってないので、もしパルスの使い方がわからなかったらいいかもしれません。(いやマニュアルみればわかりますね)

 

でもこんなやつでも動作するのですごいですね。

ちなみにこの回路これだけで12ステップくらい使ってしまうみたいです。

(ALTP命令ならたった4ステップ)

ただ、ステップ数は使用しているPLCによっても変わってくるとは思いますが

 

 

まあこんなオルタネート回路書いたら分かりにくいだろ!って上司に怒られるんだろうなぁ。と思いながら書いてみました。

 

 

 

 

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