桜花賞はリバティアイランドが勝利。
モズメイメイが逃げる。45.6-46.2の流れはBコース替わりのこの日の傾向は内を通れる逃げ先行有利な馬場であり流れも落ち着き前残りが予想された道中だった。勝ったリバティアイランドは内枠を引いたもののスタート後進んでいかず後方2番手まで下げていた。これは差し届かずのシーンも頭をよぎったが外に持ち出すと猛然と追い込み直線先頭に立っていたコナコーストを差しきった。上がりは最速の32.9。2位がシンリョクカの33.8だからまさに異次元の脚を繰り出していた。
こんな気性だから2400も問題はなかろう。この日のような出来ならばオークスも大丈夫。
2着コナコーストは2番手からレースを進められたのが良かった。段々と競馬が上手くなってきている。キタサンブラック産駒で成長力はある。オークスも相手筆頭候補だろう。
3着ペリファーニアは調教動いて更に良くなっていた。着々と力はつけている。ただ距離は喉なりの持病がありあまり歓迎ではない。
4着ハーパーは内枠からそつなく回って来たが現時点では上位3頭とは力差がある感じ。
5着ドゥアイズは枠は良かったが勝ち身に遅い
6着シンリョクカは上がり2位の脚は目立った。これがキャリア3戦目。上積みは期待できる。
ライトクオンタムはまだ完成途上。これがいい経験になれば。これもオークスではまだ圏内だろう。

NZTはエエヤンが勝利。
46.5-47.2の平均な流れ。スタート出ると3番手辺りにつけ4コーナー手前でモリアーナが仕掛けるもそこから伸びて勝利。中山はこれで3勝目。東京実績はないが走ったときは距離が長かった可能性もある。マイルなら東京でもやれていいだろう。
2着はウンブライル。外枠から脚を貯めて最後伸びてきた。このレースから付けたブリンカーの効果が大きかった印象。伸び悩み気味だった素質馬が復調気配を示した。
3着シャンパンカラーは外からモリアーナに前に出られたところもあったが差し返した。
4着モリアーナは勝ちに行く競馬もやや早仕掛けだったか。坂を上がるところで脚が上がった。もしかしたら平坦向きなのかも。
朝日杯覇者ドルチェモアは7着。あくまでもトライアルではあるが朝日杯上位馬のその後を見るとレースレベルに疑問符も。次も危ないかも。

阪神牝馬Sはサウンドビバーチェが勝利。
紫苑Sスタニングローズに同タイム2着、チューリップ賞4着が目立つ成績。48.0-45.9のゆったりした流れ。トライアルに好走目立つこの馬向きだったのだろう。馬場のいい内を走れたのも良かった。
2着サブライムアンセムも去年春にはナムラクレアに勝ったこともある実績上位馬だったがこのところは目立つ成績はなかった。内枠からロスなく進めたのが良かったのだろう。次走で復調気配を更に示せるか。
3着コスタボニータも内を味方にできたのが良かった。
4着ウインシャーロットは逃げ展開向いたがちょっとペースを落としすぎたか。最後は切れ負けした感じだった。
5着アンドヴァラナウトは最後はいい脚を見せていた。次に一番期待できるのはこれか。マイルならチャンスはあるだろう。
人気のルージュスティリアは2走前3着だった馬がオープンで掲示板。2着だった馬が自己条件ノーステッキの楽勝だったから牝馬限定ならと見ていたが6着。やや重が合わなかったか。こんなものではないはずで次走変わり身期待したい。