マイルチャンピオンシップはセリフォスが勝利。前走がソウルラッシュ57㌔ダノンスコーピオン56㌔に対しセリフォス54㌔だったが今回はソウルラッシュ57、ダノン、セリフォス56㌔と斤量増加でオッズはこの二頭より下げたが見事な勝利だった。46.6-45.9のラップは瞬発力勝負に、直線でごちゃごちゃしたなかそんな不利を受けない外に持ち出し不利なく走れたのが大きな勝因だろう。今回は恵まれた面もあったから3歳馬だがこれで連勝街道を突き進むということはないが今後もトップクラスの一頭であり続けるだろう。
2着ダノンザキッドがここで見せ場を作った。ややパンチ不足な面があるが大きくは崩れない。直線窮屈な場面もあったがそこで闘志に火がついたのか、ソダシらを差しきり2着に入った。今後もこういった競馬が出来ればチャンスあっても。
3着ソダシはややポジションがこの馬のベストな位置より後ろだったようだし動きたいところで動けずで敗れた感じ。
4着ソウルラッシュは馬場が緩くなってこの馬の好みの馬場だったが直線ごちゃごちゃしたところを走らされた感じもありだった。力はここでも上位だった。
5着シュネルマイスターは外に出したがエアロロノアをパスするのに一苦労する感じで馬場を気にしたのか、状態がいい頃の感じではなかったのか。ちょっと残念だった。
6着ジャスティンカフェは内を突いたが前が開かず、開いていれば突き抜けていたかもという感じだった。
マテンロウオリオンは内を突いたが馬場が緩いのは合わないのか伸び一息。
ダノンスコーピオンは前が開かず今回は参考外の競馬。
サリオスは前走レコード勝ちの反動と調教も強い負荷をかけていたからか、前が開かなかったのもあるが直線で反応した感じもなく敗れた。

東スポ杯2歳Sはガストリックが勝利。
前走は外から一気に伸びて勝っておりここでも通用のものは見せていた。上手く内を突いての勝利であったから過去の勝ち馬イクイノックスやコントレイルのようなクラシックを約束されるような感じはないが有力な一頭に躍り出た。
2着ダノンザタイガーは勝ち馬より外を回った分の2着で勝ち馬同等の力はあるという評価はできそう。
3着ハーツコンチェルトは前走同様スタート決まらずその分が上位二頭との差になった。課題のスタートを克服出来ればこの馬がこのなかでは一番出世しそうだが。
ドゥラエレーデは逃げ粘りの4着で力は出しきっている
タイセイクラージュは道中引っ掛かり大敗。使うたびに難しい面が出てきている感じで今後のどう立て直してくるか矢作調教師の腕の見せ所となった。