みやこSはサンライズホープが勝利。
ウィリアムバローズが逃げるも淡々とラップを刻みながら3、4コーナー中間辺りから馬群が凝縮、外を回していたサンライズホープが直線でも伸びがよくそのまま先頭ゴールイン。去年秋にシリウスSを勝ちその後は精彩を欠いたレースが続いていたがここで復活。外枠で砂を被らず気分よく走れた、距離ロスはありながら内で詰まる馬がいたなかで不利なく進められたなどが好走の要因だろう。次走も気分よく走れそうな枠や展開になればチャンスあるだろう。
2着はハギノアレグリアス、前走休み明けを勝利しここでも好走。重賞でも力は通用。前を上手く捌けていたら勝ち目もあった。次走も注目。
3着オメガパフュームは後方からで流れに乗れていない競馬ながらだったから力はある。次走は東京大賞典ならもう少し追走楽になるだろう。悪くない3着。
4着ハピは二走続けて馬群のなかで競馬、こちらも2着馬同様窮屈な場面もありながら頑張っていた。まだ3歳馬でこれからさらに良くなりそう。
5着タイセイドレフォンはサンライズホープと同じような位置から仕掛けたが勝ち馬とは脚色が違った。現状は力差ありそう。
ウィリアムバローズは14着。ここでは荷が重かったか。重賞だと厳しい。

アルゼンチン共和国杯はブレークアップが勝利。
2走前の勝ち馬が京都大賞典勝利しそれの2着だったから昇級初戦でハンデが54㌔、このあたりのメンバーならといった感じ。今回は斤量、展開が上手くいった感じで次はG1辺りだとまだ足らない感じがする。
2着ハーツイストワールはキングオブドラゴンがラチにぶつかりヨレて不利を受ける馬がいたなかその間隙を付いて上手く内をついての2着。好騎乗が目立つ競馬でまだ重賞で上位の力があるかという感じはなかった。
3着ヒートオンビートは57㌔ながら頑張っている。切れる脚はないから東京だとこういった長丁場が合う感じ。
カントルが4着。昇級戦で54㌔、さらに前走ノースザワールドに勝利、これは府中牝馬Sを勝ったイズジョーノキセキ同様でオープンでもやれる力はあったのだろう。ただこれもジリジリ伸びる感じで勝ち身に遅そう。
人気のテーオーロイヤルはキングオブドラゴンがラチにぶつかりヨレた不利を受けていた。トップスピードに乗りかけていたところだったから痛かった。今回は参考外でいいだろう。
キラーアビリティはダービー6着はあるが2500は長い感じ。1800-2000辺りがベストな舞台な気がする。それに2歳G1を勝ってはいるがそれが評価に値するかというところも。

京王杯2歳Sはオオバンブルマイが勝利。
フルゲートで1200からの参戦もいて流れるかと思ったがこのクラスではスロー。勝ち馬はスタート決めて内の絶好位。これが勝因だろう。次が試金石だろう。
2着フロムダスク、3着スピードオブライトも同様。
4着ペースセッティングは逃げらなかったが上手く折り合い競馬をしていた。展開が向かなかったから負けたが力があるのを感じた。
ロンドンプランは外枠からスタート決めたがスローで前に壁も作れず折り合いを欠いて惨敗。前走はスタート出遅れがこの馬には良かった展開だったのかもしれない。大きな課題を背負った。

ファンタジーSはリバーラが勝利。
スタート決めて逃げの手に。そのまま逃げ粘った。今回は展開が向いた印象でクラシック候補という器の大きさは感じず。
2着ブトンドールは函館2歳S勝ち馬。前走は馬場が味方したとの見方もあったが良馬場でも力を示したのは良かったが相手関係も楽だったか。
人気アロマデローザは外枠で行きっぷり悪く後方から。3戦目で状態が下降線だったか。