毎日王冠はサリオスが勝利。
安田記念3着で久々にいい着順で駆けてはいたが展開が向いた面もあり復調なったかは半信半疑だったなかでの秋緒戦。直線は前が開かない場面もあったが開くと鋭く伸びて先に抜け出したジャスティンカフェを捕えて勝利。復活なったと見ていいだろう。半姉サラキアも5歳秋に重賞勝つとG12戦連続2着と好走。サリオスもそんな気配を感じさせる1戦だった。
2着ジャスティンバーランダーはエプソムCは馬場に泣いた面があったが前々走では重賞級の脚を見せていたからこの走りは力通りといったところだろう。今回は勝った馬が強かった。
3着ダノンザキッドは外枠発走で気分よく走れたのも良かった感じ。ただ安田記念同様もうワンパンチ足らない感じでこれより上の着はどうか。
レイパパレは4着。前に行く馬には厳しい流れも。休み明けの分割引もこのあと適条件がない感じ。はたして。
5着ノースブリッジはエプソムCのような展開が向いた面はなく、そうなるとなかなかこの相手では厳しい感じになるのだろう。

京都大賞典はヴェラアズールが勝利。
昇級緒戦がG2。ただ相手関係はG1馬不在で楽な印象も。ただ直線の伸びは目を見張るものがあり新星誕生の印象かあった。次はJCか、チャンスはあるだろう。
2着ボッケリーニは内枠からロスなく進めて前を捕らえたからこの馬の力は出していた。今回は勝ち馬が強かった。
3着ウインマイティーは牡馬相手に3着。一時期の不振を脱却した印象。次走エリザベス女王杯でも印は回すべきだろう。
ヒンドゥタイムズは勝ちに行く競馬をしていたから内容はある競馬。メンバーが楽になれば。

サウジアラビアRCはドルチェモアが勝利。46.3-47.1の流れも2着に粘ったグラニッドが前半飛ばしたもので2番手以下はスローな流れの決め手勝負。
勝ったドルチェモアは上がり最速33.4の脚。父はルーラーシップで母アユサン譲りの切れ味を見せた。距離は血統的に延びてさらによくなりそうでクラシック候補に名乗り出た印象。
2着グラニッドは鞍上の好判断。なかなか人気にもならなそうなタイプ。また近い内にこういった粘り混みがあっても。
断然人気のノッキングポイントは+10㌔の影響か、上がり33.6の脚は見せたが4着止まり。父はモーリスでまだ目覚めていないような感じも。長い目でみていったほうがよさそう。