ポケモン きのみ 元ネタ解説2 | naoyaのブログ

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思いついたらいろいろ書きます。コメントは基本的に見ません。ご理解のほどよろしくお願いします。

オッカのみ(カカオ)

チョコレートやココアの原料として名高いカカオは、熱帯アメリカ原産の果実。結実率はなんと1%にも満たない。実はカカオポットと呼ばれる。果肉をパルプ、種子をカカオ豆と言い、このカカオ豆を発酵させたものがチョコレートやココアの原料になる。日本でも沖縄県や小笠原諸島などで少量ながら生産されている。

イトケのみ(パッションフルーツ)

正式名称はクダモノトケイソウと言う。パッションフルーツのパッションは情熱ではなく、受難という意味。コロイド状の果肉で、やや固めの小さな種子が含まれている。可食部は果実の大きさからするとさほど多くはないが、芳醇な香りと鮮烈な酸味がある。大体のパッションフルーツは加工品であり、生で出回ることは少ない。

ソノクのみ(ロウソクノキ)

ノウゼンカズラ科の植物。高さは5メートルほどになり、円柱状の黄色い果実をつけることから、「ろうそくのき」と呼ばれている。果実は大きいものでは1mほどになるものもある。果実にはりんごの香りがあり、メキシコなどで食用とされることもあるようだ。日本でも稀に見つかることがあるが、その報告例は少ない。

リンドのみ(タマリンド)

アフリカ原産で、インドなどでも生産されている。果実は長さ7-15cm、幅2cmほどのやや湾曲した肉厚な円筒形のさやで、黄褐色の最外皮は薄くもろい。1個ないし10個の黒褐色で扁平な卵円形の種子との間隙はペースト状の黒褐色の果肉で満たされる。この果肉は柔らかく酸味があり、食用とされる。増粘剤の他、ピクルスや清涼飲料水などにも加工されている。
ヤチェのみ(チェリモヤ)
チェリモヤは、マンゴスチン、パイナップルと並んで、世界三大美果に数えられる果物。この果実の中身は芳香があり、クリーム状で甘く酸味があり、アンデスのシャーベットと呼ばれる。他の仲間とともに、カスタードアップルとも呼ばれる。味は洋梨に似ているとされる。高地で栽培されているので、熱さにはとても弱い。
ヨプのみ(チョンプー)
正式にはジャワフトモモと言い、後述するレンブも同じ果物である。味はリンゴと洋梨が混ざったような味わい。調理はせず生食のみで、皮は剥かないでそのまま食べるが、割れ目の部分と頭の部分(ヘタの辺り)は食べ残す場合が多い。また色が濃く、割れ目が食い込む様に窄めば窄む程甘い傾向がある。
ビアーのみ(アケビ)
名の由来は、秋に楕円形の果実がつき、熟すと縦に割れて白くて甘い果肉と黒い種子を覗かせる様子から、「開あけ実び」の意味で名付けられたものである。日本では北海道以外で自生している。白い果肉はとろりとした爽やかな甘みがあり、とても美味しい。それ以外の部分も食べることができ、皮は焼いて、葉はお茶になる。
シュカのみ(カシューナッツ)
カシューナッツはカシューナットノキという木の種子である。カシューナッツは歯ごたえや食感が好まれる上に、栄養価が高いので人気がある。塩で味付けしたものを食べたり、カレーやシチューの付け合わせに使われる。また、カシューアップルは果肉はリンゴのような香りでとても美味しいが、傷みやすく、日持ちしないため貯蔵できず、殆ど食べることができない。
バコウのみ(ババコウ)
ババコウはパパイヤの仲間で、果実は五角形。雌花しかつかないので、種子ができない。耐寒性はパパイヤより遥かに高いので、ある程度暖かい場所なら育つ。味はパパイヤにイチゴ、パイナップル、キウイフルーツを混ぜた味だとされる。生食の他、ジュースなどに加工されている。
ウタンのみ(ヒョウタン)
世界最古の栽培植物のひとつ。果肉に食中毒を引き起こす成分の毒があるため食べることができない。日本では主に容器や水筒がわりとして用いられている。昔から世界各地で縁起物やまじないの道具として親しまれている。その際は、毒のある果肉部分を完全に除去し、安全な皮の部分だけにして使う。
タンガのみ(ピタンガ)
フトモモ科の果実。本来は皮が薄く保存に全く向かないので、日本まで運ばれることが無かったのだが、繁殖力が強く、実生で容易に増やせるので、日本でも沖縄で見られるように。ある程度寒さにも強く、害虫にも強い。果実は熟さないと松脂のような匂いがするのだが、熟すにつれ甘さが増していく。生食のほか、加工品としても使われているようだ。

ヨロギのみ(チョロギ)
チョロギは、シソ科の植物で、われわれが食べている部分は塊茎と呼ばれる部分で、肥大化した地下茎である。塊茎を塩漬けにしたり、赤く染めた梅酢漬けにする。淡白な味わいで、サクサクした食感がある。チョロギの梅酢漬けは、ユリ根に似た食感で、生姜に似た辛味がある。また、チョロギには体温を下げる効果があるという。
カシブのみ(ブッシュカン)
形が変なバナナ、みたいな形をしているが、れっきとした柑橘系。普通は観賞用だが、食べることができる。しかし、この形ゆえに身が少ないので生食で食べることはほぼなく、砂糖漬けがメイン。日本では鹿児島県で栽培されている。名前が似たブシュカンという柑橘系が高知県で栽培されているが、名前が近いだけの別種である。
ハバンのみ(テリハバンジロウ)
ストロベリーグァバとも呼ばれる。繁殖力が非常に高く、あっという間に侵略してしまうので、特定外来生物に指定している国も多い。味自体はグァバに勝るとも劣らないと言われ、ストロベリーグァバはイチゴ風味、実が黄色い近縁種のキミノバンジロウはレモン風味である。また、葉もグァバと同じように、お茶にすることができる。
ナモのみ(オナモミ)
オナモミは、日本の彼方此方で見ることができる野草だ。見かけ上の果実は最初は緑、熟すると灰褐色となり、とげも堅くなる。その前後に根本からはずれる。このとげは、先端が釣り針のようにかぎ状に曲がっている構造をしており、強力なひっつき虫になる。ただし、大きさがあるため、はずすのはそれほど難しくない。これらの特徴から、投げて遊ぶ目的で使用される場合もある。
リリバのみ(ビリバ)
ビリバはバンレイシの仲間で先述したチェリモヤや後述するバンレイシと同じ種類である。チェリモヤと味は大差ないのだが、チェリモヤやバンレイシより生産量が少ないのか、知名度は低い。さらに、このバンレイシ類共通で輸送が難しいという点があり、その点も馴染みの薄い果物である理由だ。
ホズのみ(ホオズキ)
一般的にホオズキは毒があるため観賞用で、まず食べることはない。開花と果実の見頃を含めると6~9月。 花の咲いた後に六角状の萼(がく)の部分が発達して果実を包み袋状になり、熟すとオレンジ色になる。 この際、ホオズキは萼が赤くなる。ショクヨウホオズキという改良品種もいて、こちらは食べることが出来、トマトのような食感。
ミクルのみ(ミラクルフルーツ)
ミラクルフルーツは、それ自体は糖分が少なく甘くないが、次に食べたものをなんでも甘くするという特徴がある。コーヒー豆に似た赤い身をつけるのがポイント。なぜ次食べたものが甘く感じるのかと言うと、ミラクルフルーツに含まれるミラクリンというタンパク質の成分が舌の味蕾という部分にくっついて、次の食べたものを甘くするらしい。
イバンのみ(バンレイシ)
バンレイシは、チェリモヤとビリバと同じ種類であり、カスタードアップルと呼ばれる甘さが特徴だ。普通は生食だが、シャーベットやアイスクリームに用いられる場合もある。かつてはバンレイシは保存に向かないので生で食べることができない果実だったが、技術進歩もあり、台湾から冷凍されたものを釈迦頭という名前で輸入されている。
ジャボのみ(ジャボチカバ)
ジャボチカバは、フトモモ科の高木で、幹に直接なる、薄紫もしくは濃紺の果実を食用にする。ジャボチカ、グアペルー、イバプルー、ビバブルーと呼ばれることもある。ブラジルでは大変ポピュラーな果実で、沢山消費されている。日本でも沖縄で少量が作られている。同じキブドウ属にカムカムという種類もある。
レンブのみ
レンブは先述したチョンプーと同じジャワフトモモという種類である。地域によって、レンブ、チョンプー、ジャムブなどと呼び方が違う。日本名のレンブは台湾ではレンブーと呼ばれていることからつけられた。アジアで広く栽培されているが、日本でも沖縄や奄美大島で少量だが栽培されている。
ロゼルのみ(ローゼル)
ローゼルは、インドもしくは西アフリカ原産と言われる果実で、17世紀頃にインドや南米で多く栽培されるようになった。実は酸味があって生食できるほか、花や果実をハイビスカスティーに利用したり、ジャムなどの材料にしたりする。また、ペクチンが豊富に入っているので、風邪や喉の痛み用の薬代わりにもなる。

アッキのみ(アキー)

アキーは西アフリカの黄金海岸原産と考えられていて、18世紀にジャマイカなどに伝わった。常緑樹で、最大15m近くにまで成長する。未熟な果実には毒があるので食べてはいけない。果実には甘さがほとんどなく、野菜のように食べるという。ジャマイカでは非常にポピュラーな果実で、ジャマイカ料理には必ずと言っていいほど登場する。

タラプのみ(タラップ)

タラップはあまり流通していない果実で、フィリピンかボルネオ島の一部でしか獲れないらしい。さらには傷みやすいという弱点があり、なかなか食べることが難しい。ドリアンに似た果実を切ると、中からウズラの卵のようなサイズの果肉がごろごろと入っている。あまり食べた人はいないようだが、独特の香りがあり、クリーミーで甘いらしい。

以下はナゾのみ

カチャのみ(カボチャ)
カボチャは、漢字で南瓜と書くウリ科の野菜であり、童話「シンデレラ」で、シンデレラ姫がお城に行くために乗車した魔法の馬車になった野菜である。旬としては夏場であり、夏野菜の一つに数えられる。ウリ科の中では栄養価が高く、炭水化物、βカロテンやビタミンEなど、身体に良い栄養素が多い。日本では煮物や天ぷらなどで食べられている。