
皆さん!
クリスマスに向けて
盛り上がっていますか?
僕は歌のコンテストや
ライブも終わり
今、ゆっくりしています。
家族との時間を増やし、
心の休憩を取っています。
クリスマスと言えば僕はいつもフィリピンを思い出します。なぜなら、クリスマスはフィリピンで一番盛り上がる大イベントの一つだからです。ということで今回は是非皆さんにフィリピンのクリスマスの紹介をしたいと思いました!(^^♪
話がずれないように
下のリストにそって
いろんなことを紹介します。
✩ クリスマスの準備
✩ 伝統的なクリスマス飾り
✩ イルミネーション
✩ ノチェブエナ
✩ クリスマスプレゼント
✩ マノ・ポ
僕の経験や思い出を基に
語っていきます。
***クリスマス準備***
Question!
フィリピンでは
クリスマスの準備は
何月からだと思いますか?
Answer!
September(9月)からです。
工エエェェ(^д^)ェェエエ工
そうそう!
フィリピンのクリスマスは
早かバイ!(熊本弁)
なぜSeptember
なのかというと、
September (9月)
October (10月)
November (11月)
December (12月)
は
全部 ”ber”がついていて
Septemberが来たら
「ああ、そろそろクリスマスだな」
という感覚が湧いてきて
クリスマスの準備を
始めるという説。
僕もフィリピンに居た時、
9月からのクリスマス感覚を
普通だと思いました。
いま日本に生活していて
Septemberからのクリスマス準備は
「早すぎ」と感じています^^;
まっ、
フィリピンでは9月になるとクリスマスグッズが少しずつ売られていて、ラジオ局やテレビ局がクリスマスソングを放送し始めます。9月からのクリスマスカウントダウンもありますよ。なので9月からクリスマス飾りをつけたりする家庭がこの時期少しずつ出てきます。ちなみに9月からのクリスマス準備はフィリピンだけかなと思いましたが、イギリスも同じ感じで、クリスマスの準備が早い、ということをテレビで知ってびっくりしました。他の国はどうかな?…
**伝統的なクリスマス飾り**
フィリピンのクリスマスと言えば
欠かせない飾りに一つは
Parol「パロル」です。


パロルは星形で
下の部分には尻尾みたいなものがついています。この飾りの意味はキリストが生まれた時に眩しい星の光がキリストの生まれた場所を差した時のことを表しています。
パロルはだいたい窓側とか天井などにかけて飾ります。家庭やショッピングモールにも、もちろん。学校とかあらゆるところで見かけます。学校では、教室にもパロルやクリスマスツリーなどを飾ったりして、教室でもクリスマスの雰囲気を味わうことができます。
そうですね…学校と言えば急に思い出しました!フィリピンには冬がないので「冬休み」がないけど、Christmas Vacation「クリスマス休み」があります。Christmas Vacationの前、学校の最後の日には、学校でクリスマス・パーティをします。クリスマス飾りでいっぱいの教室でExchange Gift 「ギフト交換」や、いろんなゲームをやります。ダンスをしたり歌ったり。みんな盛り上がって一年の学校生活を終えます。こいう時に「特」に高校生とかなると、クリスマス告白とか….あったりしますね・・・青春っていいな^^
ちょっと話がずれました!!
パロルは自分で作ってもいいけど、安くて綺麗なパロルがいっぱいありますのでだいたいの場合はみんな買っています。もちろん高級クラスもありますよ。


あああ…. パロルが欲しい!
日本にいながらパロルを通して
フィリピンのクリスマスを感じたいな^^
自分で作ってもいいけど、
できないです….><
***イルミネーション***
フィリピンでは家にイルミネーションをつけるのは当たり前です。逆にクリスマスなのにイルミネーションをつけないと「なんで?」と言われるぐらいです。家の中や家の外。特に家の外。たくさんつければつけるほど幸せいっぱいのクリスマスになりそう、という感覚。
フィリピンではクリスマスイルミネーションで派手になる家が多いです。
この写真がその例の一つ。

このような家はあちこち見られて、
僕はフィリピンに居た時に当たり前と思いました。
だから日本に来て、クリスマスなのにほとんどの家にイルミネーションがつけていないということにショックを受けました。
日本に来て10年。
10年前と比べて最近日本でも
イルミネーションをあちこち見られるようになりました。
僕はイルミネーションを見てクリスマスを感じるので
イルミネーションっていいなと思っています。
***ノチェブエナ***
Nochebuenaというのはスペイン語で
「Holy Night」聖夜という意味です。

12月24日の0:00時には
家族全員が集まって
Midnight Dinner 夜中の食事をします。
お祈りをしてから美味しい料理を食べます。

定番料理と言えば
クリスマス・ハムや
ローストチキン
Pancit、Sopas、など。
詳しいレシピはウエブでね^^

ノチェブエナを待っている間、
音楽を流したり、歌ったりします。
時々カラオケの機械をレンタルして
家でカラオケパーティをやったりすることも。
あれ?
「近所迷惑になるのかな?」
そう皆さんが思うかもしれませんが、
こういう時には全国みんな盛り上がっているので
大丈夫です!
ノチェブエナを知らせるために
テレビのクリスマスカウントダウン
も生放送されています。
テレビで各地のクリスマスの様子を見ることができるし
クリスマスの雰囲気が全国で感じられます。
ちなみに
24日と25日はフィリピンで祝日です。
日本ではそうではないので
これも最初、ショックでした!
僕は日本の大学に通っていた頃に、
居酒屋でバイトをしていました。
あの時の「クリスマスバイト」は
僕にとって
とても悲しかったことです><…
魚をさばきながら
泣きそうでした(;>_<;)…
でもあの時のバイト仲間たちが
良い人ばかりで
僕を慰めてくれて
感謝感謝!!!
今年のクリスマス、
長年やらなかったノチェブエナを
家族とやりたいと思っています!
感謝のお祈りをして
「静かに」
聖夜を楽しめたいです^^♪
あっ!
仙台ライブのDVDを見ながら
ノチェブエナをやるつもりです^^
***クリスマスプレゼント***
**** &マノ・ポ *****

クリスマス・イブ(Nochebuena)の時に
子どもたちが両親からお年玉をもらえるのです。
そう、そう!
フィリピンでは
お年玉を
クリスマスの時に
もらうのです^^
でも
正月には
もう、
もらえない><
お祖父ちゃんからも、
お祖母ちゃんからも
親せきからも….
いろんな人から
お年玉をもらえます。
いいな…..
お年玉✩
クリスマスプレゼントも
ノチェブエナの時にもらえます。
おもちゃや服、ゲームなど
楽しいクリスマス・イーブを感じながら
いろんなプレゼントを
もらって開けます。
*** Mano Po ***
せっかくなので、
フィリピンの大事な挨拶を
紹介したいと思います。
それは
Mano Po「マノ・ポ」です。

Mano Po (マノ・ポ)というのは、
目上の人やお年寄りの方に
向けての挨拶のことです。
「マノ・ポ」は
「尊敬」を表す仕草。
やり方:
目上の人の右手をとって
自分のおでこに当てて
「マノ・ポ」を言います。
ポイントは
自分から
アポローチするんだよ^^
僕は小さい時に
「マノ・ポ」を
日常的にやっていました。
特にお年寄りの人と
会う度に
必ずこの挨拶をするように
していました。
というか、
しないと失礼なので
怒られたりする…
そういう時代でした。
現在、
フィリピンの文化が
変わりつつあり、
「マノ・ポ」は日常生活には
やらなくなってきています。
悲しい(-_-;)
この大事な習慣を守るために
せめてクリスマスの時に
しましょうと、
今、
そういう風に感じています。
なので、現在(いま)
お年玉をもらう時に
「マノ・ポ」をする人が多いが、
日常的にやって欲しいなと
僕が強く願っています。
*******
ちなみに
僕はこの「マノ・ポ」を学校で子どもたちにも紹介しています。「マノ・ポ体験」もやったりしていて楽しいです。
なのでみんさんにも体験してみてほしいと思います。実際にやって、感想や気持ちを教えてください^^。
ちゃんと相手に説明してからやってね^^!
*******
では
フィリピンのクリスマスについていろいろ紹介しました。
フィリピンのことを皆さんに紹介できて良かったです。
ブログでこのことについていろいろ書いている自分も楽しかったです。
最近自分が「フィリピン生まれ」ということを忘れかけていて
ブログを通して改めて自分の原点は何だったのか、改めて思い出させてくれました。
自分の過去は大切♬
フィリピン語のことわざがあります。
Ang hindi lumingon sa pinanggalingan
Ay hindi makararating sa paroroonan.
アン ヒンディ ルミンオン
サ ピナンガリンアン
アイ ヒンディ マカララティン
サ パロロオナン
「過去に振り向かない者は
行きたい場所へたどり着かない。」
という訳ですが、
このことわざの意味、
皆さんも考えてね。
「自分の生まれた国」
「これから生きていくこの国」を
両方大切にして
人生と心を豊かにしていきたいです。
このクリスマス・シーズン、
幸せなクリスマスを過ごしましょう!
✩✩ Merry Christmas ✩✩
デニス