♫作曲すること♫
音楽は素晴らしい。
音楽が人の感情を
引き出すことができれば、
人に力と励ましを
与えることもできる。
しかし「自分の音楽」を
作ってみると
そう簡単には作れない。
「作曲」… って、
簡単なのかな…
難しいなのかな…
僕は、両方だと思う。
*****1*****
**初めての作曲***
僕は初めて作曲をしたのは、
18歳の頃だった。
教会に通っていた影響で、
初めて完成した曲は
ゴスペル曲だった。
その後、
フィリピン語の曲と
英語の曲をいくつか完成させた。
「完成させた」というのは一
曲を頭の中で仕上げたこと。
しかし
フィリピンの生活は厳しく、
音楽機材が買えなくて、
想いを形にするまでには
至らなかった。
*****2*****
*インスピレーション*
改めて…
作曲って、
難しいなのか
簡単なのか
僕は両方だと思う…
なぜなら、
2時間で完成させた曲もあれば、
何年たっても
なかなか完成できない曲もある。
でも
一つの曲を完成させたら、
それがきっかけとなり、
次々と自分の想いや感情を
音楽にしたくなる。
でも
歌のインスピレーションは
そう簡単にはやってこない。
「今時間があるから作曲しよう」
と思っても、
その時に限ってアイデアが出てこない。
音楽は本当に不思議…
*****3*****
*ジープニーでの作曲*
曲のインスピレーションは
以外な時にやってくる。
僕はフィリピンの大学に
通っていた頃、
ジープニーに乗っている時に、
歌のひらめきが、よく来る。
頭の中で
メロディが思い浮かび、
リズムや曲の雰囲気などを
頭の中ではっきりと聴こえる。
その時に限って…
ジープニーが
ものすごく揺れる。
それでも、
かばんの中から
ノートとペンを取り出し、
汚い字でアイデアを
必死に書き留める。
*****4*****
***日本での作曲**
日本の大学に通っていた頃も同じ。
特に、自転車に乗っている時に
曲のインスピレーションが
突然やってくる。
アイデアを忘れないたように、
自転車を停めて
電話しているふりで、
道横で小さな声で歌って、
スマホにアイデアを録音する。
電車とか、
バスとか、
そして
現在(いま)
車の運転をしている時とか…
なぜか僕の場合、
乗り物に乗っているときに
Inspirationが湧きやすい。
またも、
意外な時に…
寝ている時にでも時々夢から、
歌が聴こえる。
夢の中で
必死にその歌の
メロディや歌詞を覚える。
そして、
その歌を夢の中で覚えたら、
夢から必死に目を覚まし、
真夜中でも
すぐにスマホを取って
カラッカラの声で
その歌を録音する。
そのような経験…
何度したことか…
大変…
でも楽しい。
今、僕のスマホには、
たくさんのアイデアが
眠っている。
いくつものひらめきを
繋ぎ合わせ、
いつか、
たくさんの曲を完成させたい。
*****5*****
**作曲のプロセス**
ちなみに
「生きよう、生きよう」も
自転車をこぎながら
湧いてきた曲。
真夏で汗をかきながら
頭の中で曲の構成を描く。
でも日本語の歌詞は、
一番難しい。
それでも、
自分の想いを伝えたくて
躓きながら
半年ぐらいをかけて
ようやく曲の構成が完成。
次はBGMの録音。
ピアノを自分で弾いて…
あ….
思い出してみると、
ピアノが
生レコーディングだったので
途中で間違ったら
最初からやり直しの
一発勝負。
ピアノ…
何回繰り返して弾いたか…
次は
ドラム、ベース、
と
その他の楽器は
全てスマホで。
(スマホがあってよかった)
最後にはPCで全てを
ミックスする。
でもPCでのミックスは
僕が素人。
ネットでいろいろ調べながら
「臨機応変」で
曲を仕上げていく。
全て自分一人でこなして、
全てが想いを伝えるために。
試行錯誤の繰り返しで
気が付いたら1年。
2010年、曲のひらめき、
2011年、
曲のミックスダウンが
完成。
でもようやく完成した曲を世の中に、
いざ、出そうと。
(本当にこれでいいのか)
迷っていた。
もう少し待とう…
チャンスを待とう…
でも
2014年になって、
もう待ちきれない…
一人でも多くの人に
この曲のメッセージを届きたくて、
YouTubeへのアップを決意。
*****6*****
****まとめ****
人はどんな想いで作曲するのか…
何のために歌を作っているのか…
僕は?…
「想い」を伝えるために。
別に変わった理由でもないが、
僕は多くの作曲家に同感できるかな。
作曲することとは
結局、人の想いや感情を
形にすること。
一曲を完成させるのは大変だけど、
出来上がった曲が一つ一つ、
自分の宝物になる。
そして、
その宝が他の人の宝にもなり、
自分がこの世を去ったとしても、
音楽を通して、
残せるモノ…
消えない想いが
有り続ける。