もしもあなたが1年前にタイムスリップして、横浜アリーナ2Daysを1週間後に控えたモーニング娘。`23のファンに

「THE FIRST TAKEに娘。が出るよ」

と伝えたら、

 

(タチの悪い冗談はよしなよ)

そんなお小言を、私は返したかもしれません。

 

だってそうでしょう?

 

「THE FIRST TAKE」にハロプロが出られるなら、わざわざ「COVERS -One on One- 」やります?

 

 

ハロプロはこれまでにも、モーニング娘。の小田さくらさんとJuice=Juiceの高木紗友希さん(当時)がMISIAさんの「逢いたくていま」をカバーしたり、

 

こぶしファクトリーの5人がアカペラ&ボイスパーカッションに挑戦するなど、生歌パフォーマンスの動画をyoutubeに上げてきた歴史があります。

 

アイドルが生歌で勝負することが珍しかった時代から「踊りながら歌う」ことにこだわり、全国ツアーで各地をまわる。

そんなライブアイドル――ハロプロも、27年続けば懐メロ扱いで、テレ東音楽祭では後藤真希さんがAKB48の皆さんと「恋愛レボリューション21」を歌っていた……。

 

メディアに取り上げていただけないなら、自分たちで何とかするしかなかったわけです。

 

ハロプロのメンバーも、ファンも、みんな出たがっている&見たいと願ってきた「THE FIRST TAKE」

実現する日がくるなんて、全く思わなかったです。

 

ありがとうございます!

 

胸の鼓動をおさえつつ、

深呼吸して、

早速、見させていただきました。

 

登場から、メンバーの緊張が伝わってきます。

 

そりゃ緊張しますよ。

ハローの未来がかかっているのだから。

 

大げさだよと言われてしまうかもしれませんが、彼女たちは自分自身の頑張りが次のチャンスにつながると信じて、あの場に立ったと思います。

 

それは、個人やグループの仕事が増えるといった打算的な話ではなく、例えば自分が卒業したあとのモーニング娘。も「THE FIRST TAKE」に呼んでほしいとか、モーニング娘。以外の他のハロプログループにも出てもらいたいという話。

 

「THE FIRST TAKE」の出演をきっかけにブレイクした方がいるなか、本当にあるかどうかわからない未来とハロプロの可能性を自ら背負って、一発撮りの大勝負に出たモーニング娘。`24は、光り輝いて見えました。

「THE FIRST TAKE」なのにハンドマイクを持ち、狭い空間でも大人数でフォーメーションをたもちながら歌い踊る。

 

私の記憶が確かなら、このようなパフォーマンスをしたのは(ハンドマイクを使って歌い踊るのは)三浦大知さんぐらいで、珍しいのではないか?

 

立派だったと思います。

 

きりりと引き締まった笑顔を見て、今から5年前。

モーニング娘。`19が、ロッキンジャパンのグラスステージに登場したときの姿が重なりました。

 

 

アイドルにありがちな自己紹介やMCコーナーをカットし、曲数を増やして休まずに歌いつづけたモーニング娘。`19のパフォーマンスは、あの頃の「モー娘。」しか知らなかった数万人の観客に驚きをもって迎えられ、大成功に終わった。

 

モーニング娘。`24の「THE FIRST TAKE」の評判は、当時の観客と同じような立場の方に聞いてみないとわからないというのが本音ですが、動画の再生回数が伸び、このご時世にモーニング娘。やハロプロで頑張ってくれているアイドルの皆さんに光が当たればと、そのように願っております。