【はじめに】
ハロヲタの端くれをやっている以上、触れなければいけない話題だと思ったので、書かせていただいております。
スマイレージ(アンジュルム)の初代リーダーで、3年前に卒業した和田彩花さんが、TBSのニュース番組「NEWS23」に留学先のフランスからリモート出演。ルッキズムについて語りました。
和田さんが番組で語った内容は、スマイレージ時代のファンにとっては聞きたくない話だったかもしれませんし、当時の大人たち――つんく♂さんやアップフロントの会長、舞台の演出家、和田さんの所属事務所の社長(スマイレージの元マネージャー)には耳の痛い話でした。
当時を知る者として、ひとこと付け加えさせていただくと、スマイレージの「日本一スカートの短いアイドルグループ」というキャッチフレーズは、ファンに向けたアピールというよりも、テレビをはじめとする各種メディアに新人グループを売り込むための戦略=キャラ付けの意味合いが強かった。
※スマイレージの2期メンバーが発表された時の映像。スカートカットの儀式に、当時の私はドン引きしておりました。
4人時代のスマイレージは、ハロプロのグループがなかなか出られないテレビ番組に呼ばれたり、各種雑誌の表紙を飾るなど、派手な活躍をしていました。
「メディアに求められるアイドルxミニスカート」と聞いて思い出されるのは、事務所の先輩――森高千里さん。
1987年(昭和62年)にデビューした森高さんは、「17歳」という曲を歌っていた時にミニスカートをはいて、意図的なターンをして、時代の寵児になりました。
思春期の子供がいる家庭では、テレビに森高さんが映ると、家族の誰かしらがチャンネルを変えていた覚えがあります。
ミニスカートでブレイクのきっかけをつかんだ森高さんは、作詞の才能を活かしたオリジナリティあふれる楽曲を歌えるようになり、シンガーソングライター・CMタレントとして大成功をおさめました。
森高さんの成功と、テレビのバラエティー番組から誕生したモーニング娘。の成功が、スマイレージの売り出し方に影響を与えたことは、想像に難くありません。
昭和の芸能界の常識を持った大人たちが、過去の成功体験を繰り返した結果が、あのキャッチフレーズであり、チケットが売れていませんの動画だったのではないでしょうか?
※有名な理不尽動画。伝説のオーディション番組「アサヤン」の影響を受けていると思います。
昨夜のNEWS23や、今夜の私のブログからも分かるように、令和の常識で「昔」を批判することは簡単です。
しかし、これからの私たちにとって大切なのは、「昭和」を吊し上げることではなく、温故知新で今に活かすこと。
ハロプロファンの皆さんはご存じのとおり、スマイレージは2015年のハロプロ新体制を機に「アンジュルム」に改名。
日本一スカートの短いアイドルグループは、十人十色の精神「みんな違って、みんないい」をうたったアイドルグループへと変貌をとげ、現在に至ります。
「NEWS23」で和田さんが話したエピソードは、その全てがスマイレージ時代のものであり、アンジュルムの話はない。
ハロヲタの端くれの「ひいき目」もあるかもしれませんが、ハロプロの、良い意味での変化を表していると感じました。
ルッキズムに関しては、人間である以上、好きな容姿があること自体を否定すべきではないと思います。
専門的な業務の採用で容姿を判断材料にするとか、個人の(美醜の)価値観を他者に押しつけて傷つけるといった行為をなくしていくことが大切なのではないでしょうか。
