日本武道館がピンクに染まり、「ゆかにゃ」コールが木霊する。

 

ダブルアンコールにこたえた本日の主役――宮崎由加さんは、

「私がJuice=Juiceを選んだこと、皆さんが正解にしてくれました」

そう言うと、笑顔で卒業されていきました。

 

 

Juice=Juice結成にあたって、メンバーに“選ばれた”宮崎さんが、

 

逆にJuice=Juiceを“選んだ”のは、今から5年前のこと。

アイドル活動と学業の両立は、私たちファンが思っている以上に難しいものだと思います。単純な成績の問題だけでなく、専門性の高い学問だったりすると、どう頑張っても時間が足りなくなる。

 

当時の宮崎さんの決断について、彼女が何を学んでいたかすら知らない立場では何も言えませんが、いい年をしたオッサンは、心のどこかで「もったいない」と感じてしまっていました。

 

社会が変わり、元号も変わって、決められたレールではなく、一人一人が自分の正解を見つけて歩いて行かなくてはならない時代。

宮崎さんが「Juice=Juiceを選んだのは正解だった」と言ってくれたことに、どこかホッとしている自分がいます。

 

年に1回のペースで、ウインクができないブログを書いたこと。

ファンの皆さんを大事に思い、真面目にアイドルを続けたこと。

努力を欠かさず、表に出さず、実力を上げてきたこと。

言葉と行動でメンバーを引っ張る、立派なリーダーだったこと。

「25歳永遠説」の歌詞にもありますが、歌もダンスも未経験だったところから、Juice=Juiceのリーダーをつとめあげた宮崎さんなら、明日からもうまくいくと信じています。

 

最後になりましたが、

GREEN FIELDSでは、ベリのキャプテンがお世話になりました。

ありがとうございました。