不眠症 その4.早期覚醒について | 豊橋市の鍼灸「伝馬町鍼灸院」

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こんにちは。豊橋市の伝馬町鍼灸院 院長の川添です。

 

12月になりましたね。豊橋駅前の夜のライトアップやスーパーでの鏡餅の陳列などを見ると今年も残りわずかだと実感させられました。

 

さて、今回は不眠症の4回目、早期覚醒です。

 

早期覚醒は、本人が希望する起床時間よりも早く目覚めてしまい、その後うとうとするか、眠れない状態をいいます。

 

早期覚醒は、一般に高齢者に多いですが、これは、ノンレム睡眠(脳が休息している状態で、深い眠りの状態)が減ることで誰でも起こる可能性があります。

 

若年、中年では、うつの傾向がみられる場合があります。

 

日ごろから頭脳労働をしている方は注意が必要です。頭脳労働の方は、たいてい椅子に座り、机に向かいパソコンなどを相手に仕事している人が多いですね。

 

頭脳労働をしている人は、まず体を動かす機会が圧倒的に少ないです。私たちの体は、昼間はしっかり活動する、つまり体を使うことが大切です。

 

体を動かさない生活リズムは、熱の産生不足や、熱の巡りの停滞や偏りを招きます。熱の産生不足、巡りの悪化は血液を含む体液を滞らせ、各細胞に必要な栄養や、酸素を届けることができなくなると同時に細胞の老廃物を回収することができなくなります。

 

そのために体に冷えが生じます。その冷えは最初は自覚がありません。でも、足を触れてみると足の先が冷え、手のほうはそれほど冷えていません。これは、熱が上半身に偏り、下半身に熱が巡らない状態です。

 

頭脳労働は、常に頭であれこれ考え、体の熱が脳で消耗されること、熱は上に上がりやすいことが無視された状態が何時間も続くため、足の抹消から冷え始じめても気が付かないのです。

 

睡眠には頭寒足熱といって頭のほうが涼しく、足のほうが温かいことが重要ですが、頭脳労働の方は、その逆となるため、寝ていてもノンレム睡眠が少なくなってしまいます。

 

ノンレム睡眠が少ないと脳の疲労の疲労の回復が妨げられ、さらにまたいろいろあーでもない、こーでもないと考えていまう悪循環にはまり、やがてうつ的な症状へと変化してしまいます。

 

頭脳労働の方は、体を動かすことに対してでもいろいろな理屈を付けがちですので、いやでも足を動かすことをお勧めします。

 

特におすすめなのは、インターバル速歩です。インターバル足歩は、2分間なら2分間早歩きをして、2分間普通に歩くことを交互に行うウォーキングです。

 

インターバル速歩

 

弛緩と緊張を繰り返すリズム的な運動は、セロトニンなどの神経伝達物質の放出を促進しするだけではなく自律神経にもよい影響を与えます。

 

面倒くさがらずに週4回、20分行ってみましょう。

 

感謝

 

自律神経失調症・冷え症・慢性疲労でお悩みなら当鍼灸院にお越しください!

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