3/23() 試験日:3/24()
あと  1日 ダルマ

ついに明日は下期筆記試験です。

 

では、当ブログも最後の問題、

過去問120問目を制覇しましょう。

 

 

 

 TODAY'S
 
法令問題 #120

 

【平成21年度(2009)法規問12】

 

 

 

ダウン

ダウン

 

 

解答

(a)-(3)、(b)-(2)が正解。

(関連条文抜粋)電技解釈第61,62条

 

以下、問題文及び解答です。

※以上、アンダーラインは当ブログにて。

 

 

まず上図より、高圧架空電線は図の角度で2本張られており、その張力は(イ)よりそれぞれ9.8kNであることから、これらを合成した張力は赤矢印の向きに9.8kNとなります。この合成した張力を以下で用います。

 

 

設問(a)

次に上図において、求める支線の想定最大荷重をT[kN]とし、地面と支線との成す角をθとすると、(次の「103.支線の張力」の中の関係式を、以下の計算では用いています)


 

三平方の定理より支線の長さは10mであるから、

となり、それぞれの値を上の関係式に代入すると、

となります。よって、正解は(3)

 

 

炎

 

 

設問(b)

支線により線を使用する場合、前述の条項より、素線を3条以上より合わせたものである必要があります。この問題では計算により素線の最少条数を求めます。

 

 

素線1条当りの引張荷重をt[kN]、支線の引張荷重(ここでは設問(a)の想定最大荷重)をT[kN]、素線のより合わせによる引張荷重の減少係数をK、支線の安全率をFとすると、支線の最少の素線数nは次式で表されます。

 

ここで、素線1条当りの引張荷重tに関して、問題文(ウ)より素線直径2.6mm、素線の引張強さ1.23kN/mm2であることから、

となり、求める支線の最少素線数nは、

となります。この求めたnの値から、素線は最少でも6条以上は必要なため、正解はこれに最も近い選択肢(2)の7(条)となります。

よって、正解は(2)

 

合格

 

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(参考リンク)

 

 

 

 

お茶


 

 

ひらめき電球最後のひとりごと

 

 

 

試験1日前

 

昨年8月に上期筆記試験が実施

されて、それからおよそ7ヶ月。

 

明日は下期筆記試験日です。

 

今や電験三種は年2回実施となり、

さらにCBT受験も可能となり、

過去問が出題されるという方向転換

がなされ、電験三種受験には

かなりの追い風が吹いています。

 

ぜひ明日は

春の電験を満喫されてください。

 

結果はどうあれ、受験することに

価値(勝ち)があると思います!

 

 

ダルマダルマダルマ

 

 

下期受験情報はこちらより

ダウンダウン

【電験三種下期試験受験案内

(約2.6MB)