■ 11/7(月) 【電験3種カウントダウン】
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下期試験まで 139 日
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前回Quiz解答編
※問題の数値の計算はカッコ内のような式で使われます。
第1問:
①148.47(実効値×√2=最大値)
②11639.04
(√3×線間電圧×線電流×力率=三相電力)
③30(1次電圧/2次電圧×1次電流=2次電流)
第2問:
④3(和分の積→2抵抗の並列合成抵抗)
⑤70(2直列抵抗の分圧、2並列抵抗の分流)
⑥3.3(10−3はミリ、103はキロ)
第3問:
(インピーダンス、交流電力、支線計算等)
⑦0.5、⑧0.5、⑨1
【前回Quiz】⇒<Quiz148> 数学20
今週のQuizは
「直流と交流」をテーマに
お届けします。
理論Quiz
ネットで調べてOK
答えは次回のQuizで!
第1問(直流、脈流、過渡状態)
直流とは、時間とともに流れる方向(極性)が変化しない電流のことをいい、DC(Direct Current)とも呼ばれる。
一般には、電流の(______)も一定で変化しない場合を指すことが多く、その場合には、電流の向きが変わらず大きさが変わる直流を脈流と呼んで区別する。例えば、交流を(____)流した直流には脈流が見られる。
また、電流を流した回路の状態を見る場合、通常は電源スイッチを入れてから十分に時間が経過した後の(______)状態の場合を見るが、ある定常状態から別の定常状態に変化する間の過渡状態を扱うこともある。この間に起こる現象を(______)といい、電験3種ではコイルやコンデンサの含まれる直流回路で起きるこの現象がよく問われる。
第2問(交流、ひずみ波交流)
交流とは、時間の経過とともに(______)と向きが周期的に変化する電流のことをいい、AC(Alternating Current)とも呼ばれる。
交流のうち、波形が正弦波のものを正弦波交流といい、電験3種ではこの場合がよく扱われるが、正弦波以外の規則正しく繰り返す波形を持った交流である(______)交流(ひずみ波交流)も時々扱われる。
ひずみ波交流は、直流成分と基本波成分および高調波成分が合成された交流波形で、実効値や電力なども求めることができる。
例えば、ひずみ波交流の実効値は、直流成分、基本波成分、各高調波成分の実効値をそれぞれ(____)乗して合計した値の(______)で求められる。
第3問(ひずみ波交流の過去問より)
(2017年/理論/問9改題)
次のひずみ波交流電流
i = 6sinωt + 2sin3ωt [A]
に関して、次の各成分の値を示し、
ひずみ波iの実効値を求めよ。
ただし、ωは角周波数[rad/s]、tは時刻[s]とする。
①直流成分
②基本波成分
③高調波成分
④iの実効値
過去問音読 再び
10年分過去問音読:2周目
<122〜127問目/660 >
上期試験終了後から
基礎固めとして、各科目を横断的に
毎週一つのテーマでお届けして
参りましたこのシリーズですが、
10週目の終わりとなる来週末で
終了といたします。
(最終週のテーマは「高調波」です)
長らくお付き合いいただき
ありがとうございます。
Quizは引き続き行っていきますが、
再来週からは
基礎と実践の橋渡しをするため、
過去問の中から基礎的な部分を
取り入れて(一部抜き出して)出題
していきたいと考えていますので、
受験勉強のお供にしていただけたら
幸いです。
本日もご覧いただき
ありがとうございました
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【電験3種下期試験まで 約5ヶ月】
19週と6日
残り20週を切りました!
※下期試験日は来年3月26日(日)です。