金沢では兼六園の雪吊外しが始まり、梅林の梅は散り始め、桜の開花が待たれる頃となりました。
3月13日、いずみの句会は、東京の会員一名を加えた合同句会となりました。
15日は、新幹線の敦賀延伸を翌日に控え、霞がかった青空の下、サヨナラ特急しらさぎに乗って膳所は「義仲寺」へ。境内には芭蕉の墓があり、芭蕉の句碑や資料が残されています。
JR膳所駅前の芭蕉句碑
〈木曽の情雪や生えぬく春の草〉
膳所駅前の食堂
不二家のペコちゃんポコちゃんがお出迎え
義仲寺の山門
うららかな日差しと枝垂れ柳の瑞々しい芽吹き
木曽義仲の墓
首から下の胴塚(首塚は京都の法観寺に)
芭蕉の墓
芭蕉は義仲を敬愛し「骸は木曽塚に送るべし」との遺言を残す
芭蕉の辞世句碑
〈旅に病で夢は枯野をかけ廻る〉
境内には芭蕉直筆の句碑〈行春を近江の人と惜しみける〉もあります。
朱雀記