No.79 金沢だより<7月> | DEN

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「田」俳句会のブログ

やさしい梅雨の月を見て、ほどなく猛暑日が来て、ついに石川県にも線状降水帯が発生。激しい雷雨と稲妻に見舞われました。

梅雨明の待たれる7月8日、石川県俳人協会の吟行句会がありました。以前、「田」俳句会でも吟行したことのある金沢市大野町です。吟行のスタートは大雨でしたが、次第に青空が顔を出し、変化に富んだ一日でした。



●金沢駅・西口広場

金沢駅西口を出てすぐの広場です。西口は日本海・能登に向けた玄関口です。かつてこの辺りに広がっていた蓮田や竹林などの原風景をイメージした安らぎスポットがあります。


半夏生の群生



「半夏生が咲いている!」の情報に駆け付けました。


蓮の初花



ラッキーなことに純白の花が開いたところでした。


蓮池の軽鴨親子



何度も餌を漁っています。



●大野町吟行

港と醬油の町、大野。藩政期には北前船が寄港しました。今も歴史的な特色のある町並みが大切に守られています。見所は沢山あります。俳人協会編『加賀・能登吟行案内』参照。


大野港・大野灯台



「山王祭」で有名な「大野日吉神社」から「やすらぎの林」を抜けて大野灯台・大野港へ出る。


手水鉢の浮人形



からくり師、大野弁吉の墳のある傳泉寺。その手水鉢(北前船船主の寄進)に、金魚と、亀?の浮人形。


四高漕艇部の艇庫跡の紫陽花



もろみ蔵などの敷地内の出口辺り。沢蟹が出てきて驚く。


醤油蔵などをバックに底紅



白木槿、紫色の木槿なども並び咲く。金沢港が目の前に。

朱雀記