14日、北陸も梅雨入しました。相変わらず天候は不順というか、変化に富んでいます。突然の豪雨かと思えば、真夏日になったり……。梅雨晴間を縫って、黒部宇奈月、白山を近くする白峰地区に遊びました。
●百万石祭
コロナ禍の影響で三年ぶりに開催されました。その三年前の石川四高記念館での「かがやき句会」は、百万石行列の当日でした。晴れ渡った4日、金沢駅前の鼓門を背景に出発式。大勢の人たちに揉まれながら威勢のいい太鼓に聞き入りました。
百万石行列の始まりを告げる太鼓が響き渡る
●立葵
10年前に寺町に越した頃は、さる施設の色とりどりの立葵に感動しました。それが最近は花が乏しくなり寂しかったところ、隣町(以前勤めていた校区)を散策中、見事な立葵に出会いました。
白い蔵をキャンバスに民家の立葵
●梅の実
兼六園の杜若や杜鵑花の盛りは過ぎましたが、梅林では梅の実がたわわに実っています。14日、毎年恒例の梅の実の収穫作業がありました。
白加賀の梅の実
●黒部峡谷
新幹線「はくたか」で約30分、「黒部宇奈月温泉」駅へ。富山電鉄に乗換えて「宇奈月温泉」駅。そこからトロッコ電車で約1時間30分、渓谷を眺めて、終点「欅平」で下車します。雄大な黒部の嶺嶺。万年雪の残る黒部川。何より感動したのは、欅平、猿飛峡に響き渡る「河鹿蛙」の声でした。
「宇奈月温泉」駅の温泉噴水
欅平から猿飛峡へ流れる黒部川(左下に足湯あり。周辺に朴の花、えごの花なども)
●白山高山植物園
河鹿蛙の余韻の冷め遣らぬ翌18日、友人の車で白山白峰の白山高山植物園へ。約50種類の高山植物が、白山を眺望できる標高800mの斜面で栽培されています。ニッコウキスゲが見頃を迎え、心地よい風の渡るなか、老鶯が盛んに鳴いていました。
白山を望むお花畑
朱雀記