No.40 金沢だより<11月> | DEN

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「田」俳句会のブログ

●雪吊

11月1日、兼六園の雪吊が始まりました。すでに6本の芯柱の立った唐崎松の一番高い芯柱に、庭師がするすると上り、芯柱の天辺に座ります。360度を少しずつ回転しながら雪吊縄の束を次々と投げます。マスク着用の7人の庭師が呼吸を合わせます。



唐崎松の雪吊



●小春日和

小春日和の続く12・13日、久々に呉羽山へ行きました。富山の街並みを眼下に冠雪の立山連峰が真正面に見えます。絶え間なく降る落葉を踏みながら、五百羅漢に見えました。親しみやすい羅漢さんが、紅葉の木洩日を浴びておいででした。



呉羽山より


長慶寺の五百羅漢



●冬の紅葉狩

兼六園、金沢城址、本多の森、それぞれ紅葉に味わいがあります。城址には鼠多門が復元され、本多の森には国立工芸館がお目見えしました。



歴史博物館、県立美術館と並ぶ国立工芸館


17日、高岡古城公園のお濠めぐり遊覧船に初めて乗船。手入れされ過ぎていない古城公園は、お気に入りスポットです。濠端の息を呑む冬紅葉、気ままに動く水鳥たち。古城公園の冬の紅葉狩を堪能しました。


古城公園の冬紅葉


朱雀記