世の中の様々なイベントが自粛、延期、中止となるなか、3月の勉強句会の中止が決定いたしました。
この1年、勉強句会では正岡子規について学んできました。
その最後の回が中止、という連絡の入った夜。
実は、少しだけ、ほっとしている自分もいました。
というのも、正岡子規への想いを今週末で十分に昇華出来る自信がなかったからです。
もっと出来たこと、もっと掘り下げられたこと、たくさんあったはずなのです。
そのため、明確な「終わり」が来ないことに安堵してしまったのでした。
けれど、一晩経った今、やはり「終わらせる」ことは必要だった、と思っています。
勉強に、終わりはありません。
だからこそ、「区切り」は必要なのだと思います。
それに純粋に、みなさまの意見を伺ったり、話し合ったりという、
あの勉強句会という場の空気が、何より恋しい。
句会が出来る日常が一日もはやく戻りますよう、祈ります。
（はやく落ち着いて句会が出来るようになってほしいにゃ。みなさまもご自愛くだされにゃ。）
笠原小百合 記