カルガモ通信 その10 6月23日そろそろ孵化する時分ではないかと気を揉んでいるが、バードウォッチングが趣味の友人に、家主は何をしたらよいか聞いたところ、 「何もしないで見守ることが正解の気がする。あるがままに卵を産み、そうして成長できたものだけが生き残る。正に自然界の掟そのものだが、特にカルガモにはその習性が色濃くあるようです」 とのこと。厳粛な気持ちになる。 せめて、猫避けの酢を含ませたタオルを庭の入口二ヶ所に置く。 清水通信員 報