ぶん学誕生 | DEN

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「田」俳句会のブログ

七月の東京句会は、関東の今年の梅雨を表すような、小雨混じりの涼しい句会日和である。金沢の朱雀さんが特別参加され、緊張の中にも和やかな句会となった。何時ものように、点の入った句を中心に、水田主宰の丁寧な指導を頂いた。

取合せの句については、付きすぎを嫌って離し過ぎると、観賞が難しくなる。孫俳句は甘くなり勝ち。成長の行事なども出来るだけそのものズバリではなく、言い換えて読み手に観賞を任せること。作者独自の表現については、先に作った者勝ちなので言い切ることも必要。時節柄、選挙に関わるものがあったが、俳句にはなりにくい。

初心のうちは、類想を気にすることなく、多作に励むこと。類句が作れるようなレベルになってから気にすれば良い。等等。

本日の句会で、学さん改め俳号「宮川(みやかわ)ぶん学」さんが誕生しました。結社の皆様、よろしく御引き立てのほどお願い申し上げます。

幹事:清水余人