葭切な一日 | DEN

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「田」俳句会のブログ


DEN-木場潟
 今日のある句会は木場潟吟行でした。金沢から車で小一時間ほどの、加賀南西部にある、去年の秋にも行った吟行地です。

 予報では終日雨、しかも雷注意報も出されていて、覚悟の出発でしたが、幸いにも殆ど傘をさすこともなく、梅雨さなかにしては上出来のコンディションとなりました。写真はベンチから潟を望んだものです。
遊歩道にはジョギングをする人やポール・ウォーキングで、梅雨晴間を楽しむ人たちの姿がみられました。
DEN-河骨

右の写真は園内を流れる小川に咲いた河骨。不鮮明ですが、普通の黄色の花のほかに、赤い、紅河骨の花も咲いていました。ちょうど、花菖蒲祭も開催中でしたが、ちょっと離れた場所のため、それは諦めて、参加者7名は、それぞれ思い思いの散策を楽しみました。

 今日の注目はなんといっても元気な葭切たち。行々子とはよく言ったものだと納得してしまうほどの元気な鳴きっぷりで、出された句は葭切のオンパレード。声だけではなく、DEN-青葦 姿も見ることができたのが、今回の吟行の収穫のひとつでしょうか。写真は、その賑やかな鳴き声が聞こえてきた青葦の茂みです。

雲の切れ間から遠い山並みが青々と姿を見せてくれ、気持ちよい吟行をすることができました。    史子報