口腔顎歯科の入院手術について | 1日一つの小さな幸せ探し〜15歳の娘の病気と日々の日記

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15歳の娘に突然起こった病気に戸惑いながら綴った闘病寛解ブログです。
高校卒業後、進路に悩み、親子で大学受験に挑戦!
2019年4月入学 2021年3月
二人で短期大学を卒業することが出来ました。
晩期後遺症と向き合いながら引き続き経過観察中です。

口腔顎外科入院ついて

いよいよ来月、

口腔顎歯科への入院が

迫ってきました。

 

緊急開頭手術をした2015年、

大学病院に転院前に、

歯科矯正具を全て撤去しています。

もうすぐ

矯正は終了段階でしたが

今後のMRIなどを撮る頻度から考えて

迷いなく外しました。

 

その後、

闘病が進むにつれて、

だんだんと歯並びが狂い始め、

恐らく、

我慢しているときなど

歯を食いしばっているとの事。

 

治療は必要なものであり、

どうにも出来ない事でもあり、

ただ、ただ、

見守ることにしました。

 

その後、

寛解となり、

再矯正を考えましたが、

歯並びは、

命という点から考えると

もう、

どうでもよくなり様子見。

 

しかし、

昨年、急激に変動があり、

素人からみても、

放置できない状況となりました。

 

近所のクリニックから

近隣の市大病院へ紹介状。

 

結果、

矯正は必要だけど

急激に悪さをしているのは、

親知らずと判明。

健康な人だと、

通院で1本又は2本づつ

脱去できるが、

娘の場合は、胸にVNS装置があるため、

電気メスは使用不可の為、

停止して手術が必要。

 

また、

脳への放射線治療をしていると

稀に、

照射角度や照射量で

骨が崩れたり、癒着がある。

その為に

放射線の詳細な情報など必要であり、

取り寄せることが必須。

さらにVNSの詳細も必要…


話し合った結果、


てんかんも含め、

様々な晩期合併症があり、

何かあった時に

全科の主治医がいる方が安心。

という事で、

都内大学病院に戻されました。

 

少しづつ

地元に医療を移行をしており、

また、

退院後の消毒や抜歯などの通院を考えると

近隣でやりたかったですが、

仕方ないですね。

 

手術による脱去選択は、

①2本×2回 全身麻酔2回

②4本1回 全身麻酔1回

 

②は相応の痛みと食事はとれない。

しかし、

全身麻酔2回よりは、

1回の方が身体全体の負担減?

 

一気に

4本の脱去となりました。

 

私は、

親知らずを抜いたことがありません。

なので、経験はないのですが、

2本抜いた人は周りに多く、

1週間経てば、何とかとのご意見。

 

4本脱去は、

外見も口腔内も相当腫れるみたいです。

 

前投稿の朝日新聞掲載記事。

晩期合併症について。

 

娘の顎は、狭いです。

大人として許容の範囲内ではありますが、

放射線治療の影響もあります。

顎が狭くなければ、

ここまで崩れなかった。

次から次へと起こる晩期合併症。

 

近年、

患児家族の個々の活動や

SNSでの発信が多くなり、

「小児がん」について

世間にも周知されてきましたが、

晩期合併症についても、

理解の輪が広がりますように願います。

 

てんかんVNS装置埋め込み患者

親知らず4本脱去した方の論文です。

 

詳しい詳細は医学誌に掲載されており

パスコードがないと読めませんが、

私は、入手して読ませていただきました。

もし、必要な方がいましたが、

メッセージください。

 


頑張ると言っていた娘ですが、

段々と

弱気になってきたようです。

 

手術までは、

楽しい予定をいっぱい入れて

挑みたいと思います。

 

先日、

お友達のお誕生日祝いに

鎌倉で陶芸をしました。


力が無くても出来る陶芸の手法。



それぞれお皿2枚を作りましたが、

娘は、途中疲れながらも、

先生の励ましもあり、

なんとか完成。

仲良く楽しんでいる姿は

微笑ましく暖かい空気に包まれていました。


​葉っぱで模様を作りました🌱

2か月後、

届くのが楽しみです。