耳鼻科/シスプラチン難聴 補聴器に苦戦。 | 1日一つの小さな幸せ探し〜15歳の娘の病気と日々の日記

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15歳の娘に突然起こった病気に戸惑いながら綴った闘病寛解ブログです。
高校卒業後、進路に悩み、親子で大学受験に挑戦!
2019年4月入学 2021年3月
二人で短期大学を卒業することが出来ました。
晩期後遺症と向き合いながら引き続き経過観察中です。

耳鼻科/シスプラチン難聴 

補聴器に苦戦。

 

両実家の見守りと

娘の大学病院への外来が週に2,3回あり、

身体が疲弊してしまい

更新が中々出来ませんでした。

 

補聴器を調整するために、

週に1回、

補聴器調整外来へ行ってきます。

 

シスプラチン難聴

だんだんと聴力の範囲が狭くなり、

特に、外出時の環境だと

聞こえづらく(聞こえていない)

会話を放棄するようになりました。

 

2m離れた場合、

呼びかけても聞こえていません。

1mの範囲内でも、

ざわざわした環境だと

耳元で会話をしても微妙な聞き取りです。

 

そこで

ずっと延期していた補聴器を

試すことにしました。

 

最初は、

良く聞こえることで感動して

喜んでいましたが、

嫌がるようになりました。

自分の耳型で作られたイヤーモールドは

密着して良く聞こえる分、

閉鎖感があります。

 

補聴器に慣れてきたころ、

今度は、閉鎖感が気になり始め

外したいと言うことが

多くなりました。

 

...

 

さあ、どうしましょう。

 

そこで

密着型のイヤーモールドから

マイクロモールドに変更となりました。


上が​マイクロモールドを装着

下が外した、イヤーモールド

 密着しない分、開放的。

しかし、

音を拾うレベルは下がります。

 

ただ、

娘の場合は、

全く聞こえないわけではないので、

音を拾う補助と考えて

試すことにしました。



このマイクロモールドの注意点は、

紛失が多いそうです。

密着しない分、

外れた時に、気が付かないことがあるので、

以前のタイプよりも注意が必要と...

紛失、気をつけます。

 

前回の投稿に書いた

誕生日に救急搬送された娘ですが、

寛解して、何年経っても、

晩期合併症や障がいに

生きづらさを感じながら過ごしています。

 

数年経つと、

日常生活に大きな助けが必要なく

社会で過ごせるサバイバーもいますが、

そうできない娘や患児はいます。

 

社会に知ってもらいたい。

暖かい目で見守って欲しいです。


そして

若い世代の福祉を広げて欲しい。

 

自分に出来ることは頑張ります。

でも、

個人には、限界があります。

 

理解の輪が広がることを願います。