MRI・CT・PET検査 /正しい情報を! | 1日一つの小さな幸せ探し〜15歳の娘の病気と日々の日記

1日一つの小さな幸せ探し〜15歳の娘の病気と日々の日記

15歳の娘に突然起こった病気に戸惑いながら綴った闘病寛解ブログです。
高校卒業後、進路に悩み、親子で大学受験に挑戦!
2019年4月入学 2021年3月
二人で短期大学を卒業することが出来ました。
晩期後遺症と向き合いながら引き続き経過観察中です。

先日
ネット上で気になる内容がありました。

それは
PET検査について…

ある方が癌検診で再検査があり
PET検査をしようか?と
投稿がありました。

そのコメント欄の内容に
・PET検査を受けた後は
放射線の関係で
赤ちゃんや
小さいお子さんとの接触を禁止をされた。
・放射線を強く当てるので、
検査後6時間は
他人に放射線を浴びさせてしまうので
1人でいることを指示されたとか?


娘は闘病中や
退院して経過観察中も含め
数回PET検査PET-CT検査を受けています。
他にMRIやCTも。

検査後
病棟に戻れば乳幼児や小さいお子さん
沢山いましたが
接触に関して制限された事がありません。

検査をするにあたり
書面にサインしていますが
放射線を周りに浴びせる???
疑問に思い
大学病院に問い合わせをしたり
ネットで調べたり
親の会などに連絡をとり
調べました。

結果
周りにいる人に
放射線を浴びせると言うことは
無い。
と言うことでした。


なぜ
私がこの事を書こうと思ったか?


それは
間違った情報で
偏見を避けたかったからです。


闘病記を書くようになり
色々な方と出逢い
小児がんと闘った子供達が
心無い言葉に
傷つく事が
少なからずあるという事を
知りました。

情報社会

沢山の情報や言葉が溢れています。


小さい子大きな子
そして大人も…

違う病気でも
病と向き合い闘う人たちが
間違った情報で
傷つく言葉が減りますように…


PET検査は放射線=危険
ではありません。


ちなみに
PET・CT・MRI
の違いですがざっくりですが…



PET検査
特殊な薬剤を体内に注射して
外から撮影するもの。
(微量の放射性物質が含まれる薬剤を注入)

難点…特殊な薬剤を注射すること。
24時間後には
尿によって体外へ排出される。



MRI検査
磁気を利用して体内を検査する方法
(磁気の共鳴)
難点…体内にペースメーカーなど
     金属があると出来ない


CT検査
レントゲンと同様にX線を利用した方法
(X線の吸収)
難点…微量の被曝あり



従来のレントゲン(X線)や
CT、MRIなどの検査は、
写し出された造形からがんを見つけますが、
PET検査は
細胞の性質を調べてがんを探しだします。

MRI・CT・PET
それぞれに
長所と短所があります。

長所短所をうまく組み合わせ
治療が進むことを
願っています。


私なりに数カ所に問い合わせ
調べた物ですので
もしかしたら
違う考え方の病院なども
あるかもしれません。
その時は
ご連絡いただければ
内容の間違った箇所を
訂正させていただきます。
コメント欄をあけておきます。



正しい情報が広まれば
悲しく悔しい思いもしないはず。

ご理解を頂けたら
嬉しいです。