左足のクロスが全く出来なくて、居残り練習していたのは名門コリンチャンスのジネイという選手。
僕と同い年。
彼の左足を笑う留学生たちとは、僕は異なる感覚があった。
なぜなら、彼はプロサッカー選手、僕たちはただの留学生。
プロになるだけの技術があるから、プロになっているわけで、その大きな違いは感覚的にわかっていた。
左足のクロスが蹴れなくて練習させられていても、当然、彼の方がボールコントロール技術があるわけで、さらには、彼の方がボールを持てる技術がある。
自分が同じ紅白戦に入ったとしても何も出来ないだろう。
なぜなら、ボールを持てる技術がないのだから、周りも見れないし、左足がどうとかではないから。
その後、コリンチャンスの試合でジネイを見る機会があった。
イメージでは左足が下手な選手だったが、ボールコントロールは正確、左足がどうとかもなく、さらに右足でゴールも決めた。
左足の比較として見ることの間違いと、ボールを持てる技術について、強く考えさせられた。
留学生たちは、左足が出来ないのにやれるのだから、自分たちにもチャンスがあると言っていた。
そういうことだろうか…
ふと、最大の天才デネルのプレーについても考えてみた。
https://ameblo.jp/dener10/entry-12963689721.html
彼は、左サイドでのクロスからの練習で、必ず右足に持ち替えてから蹴っていた。
日本だと絶対に左足で蹴れと言われるだろうと思って見ていた。
その後、プロの試合のハーフタイムで、事故で利き足の膝下がない人がリフティングパフォーマンスをしていた。
テニスボールで、利き足の膝部分だけで正確なリフティングを披露していた。
僕は、その瞬間、負けたと思った。
なぜなら、彼は寸分の狂いなく利き足の同じポイントに当ててリフティングをしていたのだから。
僕のテニスボールリフティングはどうだろう。
両足でのボールタッチより、一つのポイントにズレなく当てることの方が難しいと感じていたから。
漠然とだけど、利き足の技術の重要性を感じ始めたところだった。