努力の中の自立とか、自主性とか、いきなりできるわけではない。
大人だって、やろうとしていたことを後回しにしたり、今日はやめようとか、もう少し休もうとか、がんばれないことは多々あるはず。
だから、自立、自主性をいきなり子どもに求めても難しい。
だからといって、本人に任せることは一番ダメ。
子どもは、必ず楽を選ぶから。
だからこそ、大人ががんばることの意味を伝え、やらせていくことが大事。
例えば、アカデミーに通っていて、リフティング千回は必ずみんなできるようになる。
それは、コツコツやる、継続してやるからできるようになるのであって、その努力の積み重ね、成功体験が、やがて自らを律し、自身の努力につながる。
そのような経験をさせずに、高校生になったからといきなりがんばれたりはしない。
楽を選ぶ癖がついていたら、必ず逃げ道を探すようになる。
しかし、大人や周りから努力をさせられた中でも、やるのは自分であり、その体験、経験、成功、成果、成長を感じた積み重ねは、やがて自らのための本当の努力ができるようになる。
今の時代、そのためのやり方を大人は考えて実行しなければならない。
やみくもに厳しいことをやらせることも違うし、好き勝手やらせることもまた全く違う。
その見極めは、自身にも置き換えて考え実行しているかも大事。
人は楽を選び、保身を考える。だからこそ、育成年代からの努力の在り方を考えていかねばならない。
「サッカーが上手くなる」は、すべてに関係があり、すべてにつながっている。
サッカーが上手くなるには、人間性からだから。