そもそも、日本の子どもは、ブラジルの子どもとはサッカーに対する思考が全く違う。


ブラジルの子どもは、生まれたときからサッカーを見て、普段の生活からサッカーに触れて、さらにプロを自然に生で見れる環境の中でサッカーを始めて、サッカーをやっている。


だから、彼らは始めからサッカーというスポーツをわかった上でスタートしている。


しかし、日本の子どもは、サッカーを見る機会は少なく、ましてやプロに触れることなど全くなく、近くの大人からサッカーを教わり、サッカーをやるという環境。


その大人たちからの主観的かつ持論、想像によるサッカーをやらされて育つのだから、上手くなれるわけがない(その大人の言われたことがやれるようになるだけ)


大人にやらされてやるサッカーが染み込んでいる。


さらには、ビジネスのためのドリブルスクールとか、インチキスクールなどが多々あり、さらにサッカーが上手くなれない。


それらには、サッカーの正しい基礎基本が全くないから。


サッカーという競技スポーツの一番重要なマイボールになればゴールするため、相手ボールになればゴールさせないためという基礎の考えが正しく埋め込まれていない。


日本には「サッカー脳」という言葉がある時点で、サッカーの基礎基本をわかっていないということ。


技術の「止める、蹴る、運ぶ」がサッカーの基礎基本と言われるが、それも間違った考え、間違ったやり方ばかり。


まともにボールをコントロールできない子ばかりで、形ばかりを覚えたドリブル、フェイント、動きなどなど、すべては大人の責任。


例えば、プロが利き足の重要性を言えば、プロにもなれない人が反論したり、持論を述べたり、聞く耳を持てない自称サッカー経験者とか、そりゃ、子どもは上手くならない。


チームに行き、チームという形を覚えさせられ、スクールに行き、ドリブル、フェイント、動きなどの形を覚えさせられ、結局、形しか覚えていないから、サッカー選手として上手くなれない。