リフティングは必要ないと言うプロ選手もいるそう。
僕もそう思う(笑)
しかし、それはどんなボールでもワンタッチで自分のものに出来る技術があればということ。
その技術がある選手でリフティングは下手ということはあり得ない。
世界の一流プレイヤーでリフティングが出来ない人はいない。
もし、プロの選手でリフティングは必要ないと言う人がいたら、その選手も、ただリフティングは必要ないとは言ってないと思う。
昨今のドリブルがどうとか、ドリブルスクール、リフティングの技、フェイントなどなど、小手先ばかりを教えている人たちがたくさんいる中で、そういう意味で、リフティングは必要ないと言ってるだけだろう。
リフティングは、非常に重要な「技術力向上のためのトレーニング」だから。
そもそも、何のためにボールを触るのか?
そこが重要。
サッカーに必要な技術を上げることを目的として、ボールを触っている人はどれくらいいるだろう?
例えば、無意識に両足で適当にボールを触り、ただ利き足だけを使っている、リフティングの回数を目指してボールを触る、リフティングの技のための練習、ドリブル、フェイントの形を覚えるためにボールを触る、などなど…それらはサッカーのためではない。
要するに「考え方」。
間違った考え方での努力は無意味。
その練習は、その行為が上手くなっただけで、サッカーが上手くなることではない。
だからこそ、指導者が、「本人のサッカーを上手くさせる」を正しく理解していなければならない。