ようやく自宅後ろの畑の野菜の植え付けが終わりとなります。昨日は転作畑に足りなかったトマト支柱を取に行きました。後ろのほうれん草の後作にまだ植え付けが出来なかったミニトマトを植える準備をしましたら、なんとトマト支柱が1本足りません。今まで余っていたトマト支柱を友人にお貸ししたり数組はお譲りしたのでまさか足りなくなるとは・・・計算外でした。
代わりになるものと後ろの物置にしているところに行きましたら、なんと柱の上にあるではありませんか。母が亡くなる前に使っていたのでしょうね。実はこのトマト支柱、私が勤めていた頃にお譲りいただいたもの。高校卒業後地区の農協に勤め(今はJAと言いますが)異動で昭和52年(1977年)から生活担当となりました。私が入組した前年、昭和45年(1970年)に政府は減反政策に取り組みました。(生産過剰になったお米の生産量を調整するための政策。2018年に廃止になるまで50年間続きました)。女性部担当になって初めて取り組んだのは自給自足運動でした。そして農家の農業収入をいくらかでも補いたいと換金野菜の作付けでした。はじめに「いんげんの作付け」「ミニトマトの作付け」です。そのミニトマトの作付けの際に使用したのがこのトマト支柱です。このトマト支柱は当時の営農担当理事だった方がトマト栽培からしいたけ栽培をするために不要になった支柱を女性部の皆さんにお譲りしてくださったのです。当時は営農担当理事はいろいろな活動の後押しをしてくれておりました。当時の委員長だった佐藤敏夫氏、そして支柱をくださった柿崎力応氏。もう22年も仕事を離れてしまいましたが、その当時の理事たちの支援・援助をいつも思い出します。近代化された今のJAとは比べられないくらいの人情味あふれた農協の姿です。
 

 
自宅後ろの畑の作付けが全部終わったのでいよいよ転作畑へ。田んぼの草刈りと転作畑の草刈りが待っております。今年は茄子の数も随分減らしました。自宅用の漬物が出来るくらいでしょうか(もちろん花ずしと妹から熱望されたなすの味噌漬け)…自根苗なのでまだ花芽がついておりませんのでちょうどいいでしょう。今年は乾燥野菜用の大根も植えるのでこれから頑張ります・・・草刈りを(笑)