2018年3月の国宝を巡る旅、2日目22日の午後は坂の街 尾道を巡りました。

 生口島からのフェリーを降りて尾道駅裏の坂道を昇り千光寺公園へ。

尾道水道の絶景が待っていました。

坂の途中の家々の庭にも春の草花が。

千光寺に向かう山道の途中にはイノシシのような松の木。

千光寺のシンボル 玉の岩。

その昔、岩の頂きに光を放つ宝玉があり、夜ごと海上を照らしていたとの伝説があり、志賀直哉の暗夜行路でもこの話が紹介されています。

 千光寺から海岸に向けて下ると文学の小道があり、志賀直哉や林芙美子などの旧居を訪れることができます。

林芙美子の書斎を復元した文学館の庭から望む尾道水道です。

文学館の東側には天寧寺の三重塔が。

室町時代の創建時は五重塔でしたが老朽化により江戸時代に二層を除き三重塔となったそうで、何となく寸詰まりな感じもしますが、美しい塔だと思います。

そのあと、どこも絵になる坂道を降りて港へ向かいました。

港には一足早く桜が咲いていました。

港から尾道水道の対岸 向島へ、フェリーで向かいました。

料金は100円で4分で対岸へ。日本一短い船旅、と呼ばれています。

フェリーから見る尾道の坂の風景です

対岸の向島は造船所関連の工場が多く、朝ドラ、てっぱん の舞台となりました。

 尾道に戻って訪れたのが御袖天満宮

大林宣彦監督の映画 転校生の、階段落ちの舞台となりました。

こちらも風情のある坂道を下ると

途中に地域を紹介する、味のあるイラストマップがありました。

 この日は岡山に移動し、翌日は小豆島に向かいましたが、それはまた次回に。