2020年2月の国宝を巡る旅、最終日の24日は三島からJR見延線経由で山梨に入りました。

途中の富士宮の車窓から。鳥居越しに富士山の勇姿が。

甲府駅の東側は甲府城の城跡で、櫓門が復元されていました。甲府城は日本百名城に指定されています。

本日最初の目的地は山梨市の清白寺。JR東山梨駅で下車しぶどう畑の中を進むと、遠くの山の上から富士山が顔を見せていました。

梅の花咲く参道を進むと、

正面に国宝の仏殿が鎮座していました。室町時代の建築です。

右隣の庫裏も見事な建物で、重要文化財だそうです。

次に南東の甲州市勝沼町の大善寺へ。ぶどう畑の高台を歩くと南アルプスの山並みが見渡せます。

やっと大善寺が見えてきました。

階段の先には立派な山門が。

その先には楽屋堂が。

楽屋堂をくぐると国宝の本堂が迎えてくれました。鎌倉時代の建築で山梨県最古の建築物だそうです。

本堂にはぶどうの房を持った薬師寺如来像が安置され、ぶどう寺とも呼ばれるそうで、TBSのドラマ、逃げるは恥だが役に立つ、のロケ地にもなりました。

帰り道で後ろを見上げると、満開の梅の枝越しの山門が見事でした。

 この後、JR中央線・西武国分寺線と乗り継いで、最後の目的地 東村山市の正福寺へ。

東村山駅から北西に住宅地を進むと正福寺の山門が。

その先の向こうに国宝の地蔵堂がありました。

威風堂々とした姿です。室町時代の建築だそうです。

 これで今回の旅も終了。西武・JR・京急と乗り継いで羽田空港から帰路につきました。

 次回は先日行った奈良の国宝を紹介したいと思います。