“ 東京オリンピックに備えて日本人の歯に対する意識を向上せよう!”

 

“口腔衛生法の樹立を目指して”

 

「源流医療としてのオーラルケア=ダブハスな歯科医療」


これからの新常識=オーラルケア  

「白く輝く真珠の首飾りより美しい歯列
・正しい噛み合わせの安定性
・すがすがしい口もと

 

・・・に留まらず
全身疾患予防のための
プライマリ・オーラル・ケアの確立のために
矯正歯科医 鎌倉dentofaco= http://dentofaco.jp
・・・が独自にが取り組んでいる諸問題」

 

18-15-第1章=歯編

 

2)醜いアヒルの子の時期(アグリーダックリング)

 

成長期にある
こどもの矯正治療

 

・・・をおこなうからには
私たちの顔の
成長発育について
知っていなければならない

 

・・・といった
命題から派生して

筋肉
神経
・・・の
成長発育に及ぼす影響について語ってまいりました

 

前回は
乳歯列の中側=舌側に
永久前歯が
前後に並ぶ傾向にあるのは
自然な状態で
やがてヨーイどん
・・・みたいに
角度をつけて生えてきて
ベロと口唇のおしくらまんじゅうで
骨の大きさが十分にある場合には
自然にいい位置に
やがて並んでくる
そのおかげで
歯列が前方に大きくなる
前歯のライアビリティーについて語りました

 

今回は
醜いアヒルの子の時期(アグリーダックリング)

 

童話では
醜いアヒルは白鳥の子でしたね!?

 

幼い頃は羽毛が黒く
他のアヒルの子からつまはじきにされていたものの
成長が終わると
他のアヒルとは比べ物にならないほど
純白で立派な白鳥に育ったのでした

 

矯正学でいうところの
醜いアヒルの子の時期(アグリーダックリング)


・・・は
おおよそ8~11歳頃起こる
正中離開=上の左右の一番前の歯間に起こる
離開現象

 

(Courtesy GRABER T.M.)

 

図に示す通り
この時期では
2番目の歯の根
・・・あたりに
犬歯の芽=歯胚
・・・があって
そのために2番目の側切歯の
歯根が押され
・・・おこる
生理的な
誰にも起こる自然な現象です

 

犬歯の萌出に伴って
やがて
閉鎖され
2本の中切歯はぴったりとコンタクトし
美しい白鳥になるのです

 

最近は無くなったと思いますが
“おかあさんの責任vv;!”
・・・とかいって
何万もの治療費をとって
要りもしない治療をしている輩がありました

 

自然に閉じない場合
・・・も時にありますが


それは・・・
歯と歯の間に
正中過剰埋伏歯
・・・といって
出来損ないのいらない歯がある場合

 

上唇小帯
=上唇をペロッとめくると真ん中に見える
唇と歯茎の境目の小さな帯が普通より長く
・・・が前歯の間を通り越し
ベロ側まで伸びている
・・・などが原因と考えられます

 

前歯の隙間
=正中離開では
また
ときどき
矯正装置もなしに
前歯同士にゴムをかけて
隙間を閉じようとする人がいるようです

 

歯のあたま=歯冠
歯の根っこ=歯根は
テーパーになって
だんだん細くなっているので
ゴム輪は
歯の首の部分=歯頚部
・・・から
だんだん根の先端まで
歯の根を取り巻く
歯根膜を破壊しながら
移動して行き
やがて
ふたつの歯は
“ポロリ”
・・・と抜けてしまいます

 

過去においては
不勉強な歯医者の指示で
このような愚行が行われていたこともありました

 

矯正治療というものは
資料を取って
セファロ分析をして
頭蓋全体から
上下のアゴの骨の位置関係
歯の角度を計り

より正しい
しっかり噛める
生涯を通じ安定し崩れない

・・・場所に歯列を位置付ける
治療であって

 

単に
歯のことだけを考え
並べさえすればお金になると
資料もなしに
いい加減な装置をつけ
アゴを広げっぱなしにし

 

口をとんがらせ
カッパや魚を思わせる
顔にして

 

歯列の安定性を乱し
装置をとればたちまち
後戻りを起こさせ

 

下手をすれば神経が切れて
歯を失活させ

全身的にも
割れるような痛みを
惹起させるような治療を指すものではない

 

本来は
正常な
機能と
安定性と
審美性を希求する
クリエーティブな治療

 

心と体の
チューンアップであるべき

 

資料もなしに
セファロ計測による
形態分析もなく
目標も定まらずに行われる
安易で不適切な治療

 

・・・に警鐘を鳴らす目的で
展開している
今回のシリーズ


全体の最後を飾るのは・・・

 

3)リーウェイ・スペース

 

ちょっと難しい話でしたか?

もちろん装置を入れて
器械的に治療すれば
悪い歯並び・噛み合わせ
=不正咬合は治るのですが


疾患として確立し
治療に至る前に
未然に予防する

 

あるいは
治療には至るものの
その治療自体が
より大変なものでなくする
そういった予防医学の幕は
すでに揚がっているのではないでしょうか?

 

 

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院長:歯科矯正医 山本一宏
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定矯正歯科医
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
American Association of Orthodontists &
World Federation of Orthodontists, Member


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