理想的な歯ならびと 噛み合わせの安定性の確立のために 当院が取り組んでいる方法

35-5) クラススリーの治療開始時期

 

乳歯期反対交合


あらゆる種類の不正咬合のなかで
受け口が
一番早い時期に
矯正歯科=歯列矯正治療を
開始した方がいいことは論をまちません

ひとの成長発育は
ディファレンシャル・グロースといい
身体各部で
成長の時期と速度が異なります

子供の帽子がある程度
おとなにもかぶれるのはこの所為です

また赤ちゃんがそのまんまプロポーションで
大きくなっていったことを想像してみてください

ひとの頭蓋の成長発育は
眉間の間から頭頂部にかけての上顔面が1番
眉間の間から鼻の下にかけての中顔面が2番
鼻の下からアゴの下にかけての下顔面が3番
・・・といったように順番におこります

ですから出っ歯の治療では
上アゴの骨に整形力を掛けて
成長に待ったをかけることで
下のみ
すくすくと発育を示し
うまくいくことが多いのです

しかしクラススリーでは
一番後に遅れておこる下アゴの成長と
治療との戦いになる場合が多く
確かに早期治療が必要であるとおもわれます

しかし
昨今の出来合いの取り外しのきく装置を使っての
あまりにも早期の(たとえば乳歯列期の3歳から)
治療にはわたしは反対です

古いデータですが
乳歯期の反対咬合は
永久歯列に変わる時点で
その6割が自然治癒するといった
データが存在するからです

またあまりに幼い時期に
矯正歯科=歯列矯正が
嫌だといった観念を植え付けてしまうと
一番大切な時期に治療をいやがることが懸念されます

下顎前突
特に骨格性の方のなかには
外科矯正=手術でアゴ切りをして
矯正しなければならない方もいらっしゃるので
心配でしたら
是非
比較的早期に
矯正歯科医を受診されることを
お勧めします

 

 

 

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矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正
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院長:歯科矯正医 山本一宏
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定矯正歯科医
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
American Association of Orthodontists &
World Federation of Orthodontists, Member



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