理想的な歯ならびと 噛み合わせの安定性の確立のために 当院が取り組んでいる方法
22-8) 抜歯・非抜歯議論のまとめ 12)-1
矯正歯科 鎌倉 dentfacoでは
歯列矯正における抜歯・非抜歯の是非の議論を
これまで数夜にわたって延々としてまいりました
まだお伝えしたい事は山とあるのですが
ここいらで一遍
まとめをしておきたいと思います
過日開催された
専門医会では
愛媛県・富山県・長野県・新潟から2名
神奈川県から総計6名の専門医による講演がありました
すべての矯正歯科専門医が
口を揃えて語ったところは
専門医以外で治療された症例で
治っているのは2~3割にすぎず
その多くが・・・
「噛めなくなった」
「前歯があわなくなった」
「口がでかくなってしまった」
「顔が大きくなってかわいくなくなった」
「骨の器を破って歯がでてしまい全部の歯がしみる」
「口元が猿か河童のようになっちゃった」
などの問題を抱えていることでした
なかでも一番の不幸は
「割れるように頭が痛い」
から装置を外してほしいとの訴えに
「外してくれと言われたから中断したので
返金はしない」・・・との
一般歯科医からの発言
その後を引き継いで
完治に導いたのがたまたま同級だったので
諭すと
「それはおまえのフィロソフィーだろ!」
と開き直ったとか・・・
確かにGP = General Practitioner のなかには
ニューヨークにまで
勉強に言ってしまう
熱血漢までいらっしゃいますし
専門開業はしているものの
認定機構すら笑い飛ばしてしまうほど
いい仕事をしている
逗子の門倉先生などもいらっしゃいますので
一概には言えませんが・・・
欧米では約80%の方が
矯正歯科医で治療を受けます
我が国ては現在推定矯正歯科新患数は年間30万人
そのうち20万人が一般歯科医に
10万人が矯正歯科医を受診しております
実にほぼ逆転
その多くが
歯列矯正の治療方針を立案するための
セファロ分析をする事もなく
明確な将来の安定した機能的咬合を担保される事もなく
徒に歯を押したり突いたり
拡げたと思ったら
今度は引っ込めて・・・
もちろん正しい姿勢や鼻呼吸が
重要である事は論をまちませんが
抜歯をしたら収拾がつかなくなってしまうという
形而下的な事由から
仕方なく
呼吸がどうの
姿勢がどうのと
屁理屈をつけて
非抜歯治療をおこなっています
ここで強調しておきたい事実は
歯はきれいにならんでいても
かみ合っていなければ
何の役にも立たない事です
また生涯にわたる
安定性が得られなければ
最初から治療を受けなかった方がましという事になります
抜歯・非抜歯議論の結論は
歴史は繰り返すで
今世紀初頭
矯正歯科元祖アングル・スクールの
ケース先生の言葉
"The failure to extract teeth when demanded
is quite as much malpractice
as the extraction of the teeth when not demanded"
「必要なときに抜歯しないでいるのは
抜歯をしてはいけない症例で抜歯をするのと全く同様
間違った治療だ」
・・・に尽きます
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院長:歯科矯正医 山本一宏
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定矯正歯科医
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
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World Federation of Orthodontists, Member