理想的な歯ならびと 噛み合わせの安定性の確立のために 当院が取り組んでいる方法

22-8) 非抜歯歯列矯正症例 1)

矯正歯科 鎌倉 dentfacoでは 
歯列矯正における抜歯・非抜歯の是非の記事を
シリーズで展開中です

これまで数夜にわたってずっと
抜歯して矯正した方の話だったので
わたしがガチガチの抜歯論者だと思われるといけないので
非抜歯でおこなわれた歯列矯正治療について
いくつか症例を挙げて
説明してゆこうと思います
 


写真は初診時
上の歯が出ていて
並びが悪く
しかも噛み合わせも深かった
初診時10歳の女性

 

(画像はクリックで拡大します)

 

マルチブラケット・エッジワイズ装置(メタル・アプライアンス)使用
非抜歯(どこの歯も抜歯することなく)矯正治療した
治療期間は2年2ヶ月
 


写真は 同じ方の矯正歯科動的治療(実際に矯正歯科装置を装着して歯を動かす期間)
終了後5年経過時点のもの

 

(画像はクリックで拡大します)

 

矯正歯科治療後5年経過時の歯のレントゲン写真です


歯の根も長く骨植もしっかりとして
矯正歯科治療に伴う為害作用は一切認められません
今後の課題としては上顎親知らずの抜歯が予定されます

なぜこんな症例が
どこの歯も抜く事なく治療できたのでしょうか?

わたしたち
矯正歯科医は
歯列矯正の治療方針を立案するために
セファロ分析をおこないます 

セファロ分析をした結果 
どこの歯も抜く必要がないと診断されたからです

このシリーズの冒頭でお伝えした
今世紀初頭の
ケース先生の言葉を想い返してください!

"The failure to extract teeth when demanded
is quite as much malpractice
as the extraction of the teeth when not demanded"

「必要なときに抜歯しないでいるのは
抜歯をしてはいけない症例で抜歯をするのと全く同様
間違った治療だ」

・・・でも残念ながら我が国で頻繁におこなわれている
セファロ分析もしない矯正歯科治療では 
実際
「これなら治療を受けなかった方がよかったのではないか?」
・・・とまで思われる症例まで散見されます

インターネットで検索すると
たくさん出てくる
「当院では絶対抜きません!」
ってうたっている一般歯科医院

国際的学会レヴェルで
コンセンサスを得ているにもかかわらず
ちょっと変ですよね?
避けた方が得策かもしれません

 

 

 

 

 

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院長:歯科矯正医 山本一宏
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定矯正歯科医
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
American Association of Orthodontists &
World Federation of Orthodontists, Member




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